日本一の星空と源氏物語を楽しむ特別イベント「木賊DAY」開催

日本一の星空と源氏物語を楽しむ特別イベント「木賊DAY」

長野県阿智村は、日本一の星空が広がる場所として知られ、毎年多くの観光客が訪れます。この地で2025年11月23日（日）、特別イベント「東山道と源氏物語の里園原木賊DAY」が開催されます。このイベントは、源氏物語と地域の伝統文化を体験できる貴重な機会です。

開催日時と会場

「木賊DAY」は、当日の14:00から18:00まで、阿智村の複数の会場で行われます。

- 園原能舞台

〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里園原（はゝき木館より150m）

- 東山道・園原ビジターセンターはゝき木館

〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里3604‐1

- 信濃比叡門前屋

〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里3614

参加費は無料ですが、椅子席を希望する場合は予約が必要です。予約はWEBまたは電話にて受け付けています。

イベント内容

「木賊DAY」では、次のようなプログラムが用意されています。

- 14:00～15:45 小さな芸能祭

園原能舞台能教室や木賊獅子保存会が出演し、能楽や伝統文化を体感できる貴重な時間です。

- 16:10～16:40 記念セミナー

「園原の木賊」というテーマで、林茂伸が講演します。

- 16:50～17:10 和楽器コンサート

胡弓や三味線、篠笛による美しい音色が会場を包み込みます。演者は「羽化連」です。

- 17:20～18:00 朗読

女優山下智子が、京ことばで「源氏物語第七帖紅葉賀」を語ります。この朗読のひとときは、特に期待されています。

特別な体験：抹茶パフェづくり

イベントの前には、東山道・園原ビジターセンターで「トクサとウサギの抹茶パフェ」を作るワークショップも行われます。イベント参加者は、1個850円で抹茶パフェを自分で作ることができます。予約不要ですが、先着順となりますので、早めの参加がおすすめです。

源氏物語とは

源氏物語は、日本古典文学の最高峰と称される壮大な物語で、1008年頃に紫式部によって書かれた全54帖からなる長編です。理想的な貴公子・光源氏と彼を巡る女性たちとの運命的な恋の遍歴が描かれています。本イベントを通じ、源氏物語の魅力に新たに触れることができるでしょう。

阿智村の魅力

長野県の南端に位置する阿智村は、「昼神温泉」や「花桃の里」で有名な静かな村です。昼神温泉は美肌の湯として知られ、訪れる人々に癒しを提供しています。また、阿智村は全国星空継続観察で「星の観察に適していた場所」第一位に認定され、星空観賞イベントにも力を入れています。

この美しい自然と伝統が調和した阿智村で、「木賊DAY」をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。日本の古き良き文化を体感し、心温まるひとときを過ごせること請け合いです。