松浦市のリユース
2025-08-01 16:01:30

松浦市とマーケットエンタープライズがリユース事業連携開始

松浦市とマーケットエンタープライズが新たなリユース事業を開始



長崎県松浦市が、株式会社マーケットエンタープライズ(以下、マーケットエンタープライズ)との協力により、新しいリユース事業を始めることになりました。この取り組みは、市内での不要品の再利用を促進し、廃棄物削減と循環型社会の形成を目指したものです。2025年8月1日より、リユースプラットフォーム「おいくら」を利用したサービスが開始されます。

背景と動機


松浦市ではSDGsへの取り組みの一環として、これまで雑がみや廃油の回収事業を行ってきました。しかし、増加するごみ処理費用に加え、捨てられる多くの不要品がリユース可能であることに課題を感じていました。市民へのリユース意識の啓蒙が必要とされていたところ、マーケットエンタープライズからの提案を受け、連携が決まりました。

マーケットエンタープライズは「持続可能な社会を実現する最適化商社」として知られ、リユース事業を通じて地域創生に貢献しています。双方のニーズが一致した結果、「おいくら」を用いたリユース施策が実現することになりました。

「おいくら」の利便性


「おいくら」は、不要品を手軽に査定し、全国の加盟リユース店舗による買取価格を比較できるプラットフォームです。市民は、簡単に不要品を売却でき、これまでに130万人以上が利用してきました。このシステムの利点は一度の依頼で複数の店舗からの査定を受けられ、手間がかからず売却がスムーズだという点です。

特に松浦市では、大型品や重量のある家電製品の売却が可能となります。「おいくら」の出張買取サービスを利用すれば、自宅まで引き取りに来てくれるため、運び出す手間を省けます。また、冷蔵庫や洗濯機などのリサイクル法律対象品についても、まだ使えるものであれば買取の可能性があります。

今後の展望


この提携により、松浦市では8月1日以降、ホームページに「おいくら」の情報を掲載し、市民は直接不要品の査定申し込みを行うことができるようになります。この取り組みは、二次流通の活性化を促進し、地域の廃棄物処理コストの削減につながることが期待されます。

市民にとっても、「廃棄するのではなくリユースする」という選択肢が広がることで、不要品処分のニーズに応えるとともに、リユースに対する意識の変化が促されるでしょう。官民連携によるこの事業は、持続可能な社会を着実に形成するための重要な一歩であり、今後の進展が待ち望まれます。

松浦市について


松浦市は長崎県の北東部に位置し、自然豊かな環境に恵まれています。また、アジの水揚げ量で日本一を誇り、地元産の海の幸や、新鮮な農産物にも定評があります。市では子育て支援や教育にも力を入れ、住みやすい街づくりを目指しています。

このような地域の特性を生かし、リユース事業がどう成長していくのか注目されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: おいくら リユース 松浦市

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。