パンドラが「世界で最もサステナブルな企業100社」に選出！持続可能な未来を目指す取り組み

パンドラがサステナブル企業100社に選出

ジュエリーブランドのパンドラ・ジュエリー・ジャパンは、カナダの評価機関「コーポレート・ナイツ」が発表した「世界で最もサステナブルな企業100社」に選ばれたことを発表しました。この名誉あるランキングでは、ブランドが持つサステナビリティに対する取り組みが高度に評価されました。

世界経済フォーラムでの発表

毎年、スイスのダボスで開催される世界経済フォーラムに合わせて行われるこの評価は、売上高が10億米ドル以上の上場企業8,359社を対象にしています。様々な指標が用いられ、企業の持続可能なビジネスモデルや社会への配慮などが分析されます。その結果、パンドラは全体で48位、業界別では「繊維・アパレル・ラグジュアリー」として2位を獲得しました。

他の日本企業としては、リコーやエーザイもこのランキングに名を連ねていますが、パンドラは唯一のジュエリーブランドとしてランクインしました。

サステナビリティへの取り組み

パンドラの取り組みは、2040年までにカーボンニュートラルを目指すことが中心です。具体的には、リサイクル素材の使用拡大や製造過程におけるエネルギー効率の向上を進めています。すべてのジュエリーは100%リサイクルされたシルバーとゴールドを使用しており、新たに導入した「パンドラ・ラボグロウン・ダイヤモンド」は、採掘されたダイヤモンドに比べてカーボンフットプリントが95%低いという点で特に注目されています。

CEOのコメント

パンドラのCEO、アレクサンダー・ラシックは「私たちはサステナビリティに真剣に取り組み、ジュエリー業界において重要な役割を果たしていることを誇りに思います」と述べています。高品質なジュエリーを提供することと、環境・資源、人々への配慮が密接に結びついているため、皆がその価値を理解してもらえることを期待しています。

今後のビジョン

パンドラは、サステナブルな社会の実現に向け、引き続き環境負荷の軽減に取り組んでいきます。また、グローバル規模でのサステナビリティ活動を強化し、多くの人々にその重要性を伝えていく予定です。

コーポレート・ナイツとは

「コーポレート・ナイツ」は、カナダの独立系メディアおよび投資調査会社です。同社は持続可能な経済に関連する情報を発信し、企業のサステナビリティパフォーマンスを評価しています。そのランキングは25以上の指標に基づいており、企業の環境への配慮を客観的に評価する手段として各国で広まっています。

パンドラのブランドについて

パンドラは、その高品質なジュエリーの制作において個々のスタイルを表現するための無限の可能性を提供しています。デンマークのコペンハーゲンで創業し、今日では100ヵ国以上に展開するパンドラは、持続可能性のリーダーシップを目指し、2030年までにバリューチェーン全体でのCO2排出量の半減を計画しています。

先進的な理念に基づく行動が、これからのジュエリー業界におけるサステナビリティの新たなスタンダードとなることが期待されます。