デクセリアルズ、執行役員人事および機構改革を発表
デクセリアルズ株式会社は、2025年1月1日付で新たな執行役員人事と組織改革を実施することを発表しました。この動きは、企業の更なる成長と効果的な経営戦略の実行を目的としています。
機構改革の概要
今回の機構改革において、デクセリアルズは経営戦略機能を一元化し、強化するために、新たに経営戦略本部を設置します。これにより、経営戦略本部においては、中期経営計画や成長戦略の実行を加速させることが期待されており、企業全体の競争力向上に寄与するでしょう。
また、これまでサステナビリティ推進本部で担当していたサステナビリティ企画機能は、経営戦略本部に移管されます。こうした組織再編は、企業としての社会的課題への対応力を高めることを目的としています。
新たな役員人事
執行役員人事については新任者や役職が変更されることがあり、特に注目されるのは山岸向児が特命・リスクマネジメント担当として執行役員の地位を新たに任される点です。これにより、リスクマネジメントの強化が図られ、変化が激しい事業環境にも柔軟に対応できるようになります。
一方、北所克史が新たに経営戦略本部長に就任し、企業の経営戦略において重要な役割を果たすことになります。彼の就任がもたらす影響や取り組みには、企業内部の期待も高まっています。
持続可能な社会への貢献
デクセリアルズは、これからも「Integrity 誠心誠意・真摯であれ」という経営理念を基に、持続可能な社会の実現に向けて邁進します。デジタル・テクノロジーの進化を支える高付加価値の製品や技術、ソリューションを提供し、企業価値の向上を追求していきます。
さらなる成長を見据え、2024年5月には「Empower Evolution. つなごう、テクノロジーの進化を。」という新たなパーパスを掲げています。この経営方針のもと、デクセリアルズは持続可能な社会の実現に貢献すべく、5カ年計画のもとで積極的な取り組みを行っていく意向です。
会社概要
デクセリアルズ株式会社は、栃木県下野市に本社を置き、スマートフォンや自動車向けの電子部品、機能性材料の開発・製造・販売を行っている企業です。2012年の設立以降、革新技術に取り組み、新しい市場にも挑戦し続けています。
公式ウェブサイトには、経営理念や中期経営計画が詳細に記載されており、今後の展開に大きな期待が寄せられています。このような取り組みを通じて、デクセリアルズは引き続き、その成長の可能性を高めていくことでしょう。