アイルランドの新世代ロックバンドCardinals、初のデビュー作が話題に
アイルランド・コーク出身の5人組、Cardinals(カーディナルズ)がデビューアルバム『Masquerade』で音楽シーンに新たな息吹を吹き込んでいる。2026年上半期のベストアルバム候補として各国メディアから絶賛されるその内容と、特に話題を呼んでいる「I Like You」のミュージック・ビデオについて掘り下げてみよう。
デビューアルバム『Masquerade』が絶賛を受ける理由
Cardinalsの音楽スタイルは、フォークの心温まる真摯さとゴシック・ロックのドラマを融合させたもので、聴く者の心に強い印象を与える。アルバムには、暴力や不満を描写したダークな楽曲と、繊細で脆い人間の感情を表現したトラックが共存しており、明確な構成が聴きやすさを生んでいる。
このアルバムは、Stereogumから「2026年上半期ベスト・アルバム」に選出されたほか、NMEやRolling Stone UKなど名だたる音楽メディアでも高い評価を受けている。
「I Like You」MVの魅力
デビューアルバムからのシングル「I Like You」のミュージック・ビデオも公開され、多くの視聴者の目を引きつけている。この映像は、フィルム撮影が施されており、ドキュメンタリーを思わせるスタイルで、バンドのパフォーマンスと距離感を巧みに表現している。映像は、親密さを大事にしながらカメラの動きが自然に感じられるように工夫されている。
\
Cardinals - I Like You (Official Video)\
フロントマンのユアン・マニングの言葉
この曲について、フロントマンのユアン・マニングは「アルバムを念頭に置いて書き始めた曲で、長い間何も作れなかった後、ある晴れた日、練習スタジオで完成した」と語る。歌詞の一部には、ジャズの名曲『My Funny Valentine』からの影響が色濃く表れており、特にチェット・ベイカーのバージョンが心に残ったと明かしている。
迫る日本初上陸と世界ツアー
Cardinalsは、8月に韓国と日本で初の公演を行うことが決定しており、日本ではSummer Sonicへの出演も予定されている。彼らのパフォーマンスを現地で体感できるチャンスは見逃せない。
その一方で、2026年には『Masquerade』を携えたワールドツアーを展開し、ますますの飛躍を期待されている。
調和の取れたメンバー構成
Cardinalsは、ユアンとフィンのマニング兄弟を中心に、いとこのダラー・マニング、幼なじみのオスカー・グディノヴィック、アーロン・ハーレーの5人で構成されている。彼らは、家族の絆と友情によって結束し、次世代のインディーロックシーンをリードする存在へと成長を遂げている。
まとめ
『Masquerade』と「I Like You」は、今後の彼らの活動を占う重要な作品であり、これからの音楽シーンにおいてCardinalsの存在感がますます増すことは間違いない。ぜひ、彼らの音楽に耳を傾け、直接そのパフォーマンスを体感してみてほしい。