鴻池運輸のEVトラック
2025-05-23 11:55:17

鴻池運輸、冷凍冷蔵機能付きEVトラックを新たに導入し物流革新へ

鴻池運輸が実現する新たな物流の形



鴻池運輸株式会社(本社:大阪市中央区)は、持続可能な物流実現に向けた一環として、冷凍冷蔵機能を備えた電動トラック(EVトラック)を導入しました。2025年1月からの運用開始を予定しており、静岡県内にあるイオングローバルSCM株式会社の受託センターに配備されることになります。

初の試みとなるEVトラック導入



今回導入するEVトラックは、車両総重量が7.5トンで、航続距離は約120キロの小型トラックです。このトラックは、冷凍・冷蔵機能を搭載しており、イオングループ店舗への配送に使用される予定です。具体的には、東海支店の長泉流通センター営業所に2台、袋井流通センター営業所に1台が配備されることが決まっています。これにより、地域の物流がより効率的で環境に優しいものとなることが期待されています。

CO2削減目標に向けた取り組み



鴻池運輸は、2030年を見据えた非財務目標としてCO2削減を掲げており、特に2019年比で35%の削減を目指しています。今回のEVトラックの導入は、その重要なステップの1つと言えるでしょう。さらに、2026年から2028年にかけての中期経営計画でも、28%のCO2削減を目指す目標が設定されています。

多角的な施策で脱炭素社会の実現に貢献



鴻池運輸は、EVトラック導入に止まらず、さまざまな施策を通じて持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。例えば、鉄道輸送へのモーダルシフト(輸送手段の変更推進)や、幹線輸送の省人化・効率化を進める活動に参加していることも、その一環です。これらの施策により、より効率的かつ環境負荷の少ない物流を目指し、持続可能な社会の形成に寄与していく考えです。

企業の先進的な取り組み



鴻池運輸のこの取り組みは、単なる物流革新にとどまらず、業界全体に新たな基準を提示するものとなるでしょう。他の企業も鴻池運輸の先進的な取り組みを参考にし、環境への配慮を大切にしたビジネスモデルを構築することが期待されます。このように、鴻池運輸は未来に向けた物流の革新をリードする存在となることを目指しています。

今後も鴻池運輸の活動に注目し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みをお伝えしていくことで、読者の皆さまにも環境問題への関心を持っていただければ幸いです。


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