電通PRCが3年連続で「ゴールド」を取得した意義
株式会社電通PRコンサルティング(以下、電通PRC)がLGBTQ+に対する取り組みを評価する「PRIDE指標」において、3年連続で「ゴールド」を受賞したことは、職場での多様性の重要性を示すものです。この評価は、一般社団法人「work with Pride」が策定した指標に基づき、ダイバーシティ・マネジメントの確立を目指す企業の努力を顕彰するものです。2021年にはシルバーを取得し、2023年から2025年にかけては「ゴールド」を維持することができました。
PRIDE指標は、「行動宣言」「当事者コミュニティ」「啓発活動」「人事制度」「社会貢献」という5つのカテゴリーで評価されます。これらの要素を通じて、企業はLGBTQ+に対する理解と配慮を深めることが求められます。電通PRCでは、社員の意識調査、法律の専門家による相談窓口の設置など、様々な施策を実施し、多様な家族形態に理解を広める努力を続けています。
LGBTQ+を支援する取り組み
電通PRCの代表取締役社長執行役員である山口恭正氏は、「多様性はイノベーションの源泉である」と強調しています。この理念の元、企業内におけるLGBTQ+への支援活動を幅広く行っています。例えば、社員主導のアライコミュニティが設立され、アドバイザーを招き入れ、ワークショップやメールマガジンを通じて理解促進を図っています。また、毎年6月のプライド月間には、電通グループ内で共催イベント「OnlinePRIDE」を開催し、社員同士での交流と学びの場を提供しています。
制度改定とインクルーシブな環境の整備
社内規則の改定も行われており、同性パートナーにも適用される福利厚生制度が設定されています。これは、社員が性自認にかかわらず、安心して働ける職場環境を作るための大きな一歩です。また、「LGBTQ+に関するインクルージョンのためのガイドライン」や「採用面談におけるカミングアウトについて」の資料を社員に配布し、意識啓発に努めています。
新卒社員への支援強化
新卒やキャリア採用の社員に対しても配慮が行われています。持病や障害、性自認、家族の介護などについての配慮事項を確認し、より働きやすい環境を実現するための運用が開始されました。これにより、多様なバックグラウンドを持つ社員が快適に働ける環境づくりが推進されています。
分野を越えた支援と連携
電通PRCは、EqualityActJapanによる「ビジネスによるLGBT平等サポート宣言」にも賛同しています。これにより、平等で差別のない職場環境を目指す姿勢が示されています。さらに、経営層自らがアライネットワークに参加し、企業経営者の間でポジティブなメッセージを発信する活動も行っています。
電通PRCは、これからも性的指向や性自認にかかわらず、誰もが自分らしく働ける社会を実現するための取り組みを進めてまいります。多様性を尊重し、すべての社員が生き生きと働ける職場環境を築くことが、これからの企業経営には不可欠であると言えるでしょう。