東北電力と提携したEV電動化支援サービス、モビリティの未来を変える

東北電力とモーションの提携が生み出す新たなEV電動化支援サービス

近年、地球規模での環境問題が顕在化する中、脱炭素社会の実現が各企業や自治体において大きな課題となっています。その中で、東北電力株式会社と株式会社モーションが提携し、新たなモビリティソリューションサービス「Harmmo（ハーモ）」を通じて、電気自動車（EV）の普及を加速することを目指しています。

業務提携の背景

今回の提携は、企業や自治体が社用車や公用車の電動化を進める中で、EV導入に関するニーズが高まっていることを受けて結ばれました。EVを導入するには、最適な車種や台数の選定、充電設備の配置、業務オペレーションへの影響など、様々な要因を考慮する必要があります。さらには、現有車両のデータを基にした客観的な分析が欠かせません。

東北電力はこれまで蓄積してきた技術とノウハウを活かし、脱炭素社会の実現に向けたサービスを提供していく方針です。一方、株式会社モーションはデータアナリティクス技術に特化しており、これまで「OptievEVシフト支援サービス」により企業のEV導入支援を行ってきました。

提供されるサービス

提携により、両社はEV導入の課題を解決するための支援体制を構築しました。具体的には、「Harmmoサポート」の中で「OptievEVシフト支援サービス」をOEM形式で提供し、東北地域におけるモビリティの電動化を進めていきます。

Harmmoのサービス内容

- Harmmo ZERO（ハーモゼロ）: 法人や自治体向けに初期費用0円で充電設備を設計・設置し、充電サービスを提供。
- Harmmo EVバス（ハーモEVバス）: 大容量バッテリーを搭載したEVバスとその急速充電設備、さらにバスの運行を考慮した最適なEVバス導入の提案を行う。
- Harmmoサポート（ハーモサポート）: 現有車両の稼働状況分析や、EVへの切替および最適なEV車両の選定、減車の可否についての提案を提供。

今後の展望

今後、株式会社モーションは「組合せ最適化」技術や「OptievEVシフト支援サービス」を駆使して、EV導入時の稼働分析や提案を行います。また、EV充電スケジュールの最適化を図るための「Optiev Web Service」も中心に据え、社会全体の脱炭素化に貢献していく方針です。
多様なパートナー企業との連携を深めることで、顧客のEVシフトを総合的に支援し、さらなる普及を目指します。