アッヴィ、若年性特発性関節炎の新しい治療薬「リンヴォック(R)内用液」の発売を発表
アッヴィ合同会社(本社:東京都港区、社長:ティアゴ・カンポス ロドリゲス)は、新薬「リンヴォック(R)内用液」(一般名:ウパダシチニブ水和物)を2026年10月23日に全国で発売することを発表しました。この薬は、多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎(pcJIA)患者向けに、既存の治療で効果が不十分だった場合の新しい選択肢として位置付けられています。
若年性特発性関節炎とは?
若年性特発性関節炎(JIA)は、16歳未満の子供に発症し、6週間以上持続する原因不明の慢性関節炎であり、自身の免疫が関節を攻撃する自己免疫疾患の一つです。JIAは国際リウマチ学会(ILAR)による分類で7つの病型に分かれ、その中の約30%を占めるのがpcJIAです。この病気に罹患すると、関節の腫れや起床時のこわばり、跛行(歩行時に片足を引きずること)などの症状が現れ、子どもたちの成長や生活の質に大きく影響します。
リンヴォック(R)内用液の特徴
リンヴォックはヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤で、免疫系の異常を調節する作用があります。特に、JAK1やJAK1/3を通じたシグナル伝達を優先的に阻害することで、体内の炎症反応を抑制します。これにより、免疫疾患によって引き起こされる様々な症状の改善が期待されます。リンヴォックはすでに国内での承認を受け、多様な免疫関連疾患に対して治療薬として位置付けられています。
用法と用量
リンヴォック内用液は、対象は2歳以上で、体重に応じた適切な量が投与されます。以下に例を示します:
- - 体重10kg以上20kg未満:3mL(3mg)を1日2回
- - 体重20kg以上30kg未満:4mL(4mg)を1日2回
- - 体重30kg以上:錠剤で15mgを1日1回、内用液で6mL(6mg)を1日2回
これにより、様々な体重の患者に最適な投与が可能となります。
アッヴィのこれまでの貢献
アッヴィは、免疫疾患の領域において不十分な治療のニーズに応えるため、20年以上の経験をもとに革新的な治療薬の開発に取り組んできました。アッヴィの薬は、国内外で多くの患者に承認され、現在もなお新たな治療法の開発が進められています。リウマチ、皮膚疾患、消化器疾患など、幅広い領域の治療薬を通じて、人々の生活の質を向上させることを目指しています。
まとめ
リンヴォック(R)内用液の登場により、pcJIA患者の選択肢が広がり、より多くの患者がこの新しい治療法の恩恵を受けることが期待されます。アッヴィは、今後も免疫疾患の研究と開発を続け、多くの人々に希望をもたらす医療の実現を目指していきます。詳細はアッヴィの公式ウェブサイト(www.abbvie.co.jp)をご覧ください。