GSIの中間配当
2025-11-14 15:44:26

株式会社GSIの中間配当決定に関するお知らせと今後の展望

株式会社GSIの中間配当決定に関するお知らせ



ITソリューションを提供する株式会社GSI(本社:北海道札幌市)では、2025年11月14日に開催予定の取締役会で、2025年9月30日を基準日とする中間配当の実施を決議しました。この配当は、昨年発表された1株あたり29円00銭の予想に基づいており、予定通りの金額となる見込みです。

中間配当の意義と背景



GSIは、株主への利益還元を重視し、安定した配当を実現するため、経営成績と財務基盤を総合的に勘案した結果、連結配当性向を30~70%の範囲に維持する方方針を取っています。また、株主資本の配当率(DOE)を5%を目標としており、これに基づいた配当を行うことで株主に安心感を提供し、長期間にわたって自社株を保有してもらうことを目指しています。

GSIのビジネスは、今後の事業拡大を視野に入れ、内部留保を含めた利益の配分を計画的に行っています。そのため、将来的な事業展開を支えるための資金として内部留保資金が利用される予定です。

事業の推進と顧客の信頼



近年、GSIは自社の開発実績と顧客企業との深い信頼関係を基に、常駐支援開発サービスや受託開発サービス、ITソリューションサービスを中心にビジネスを展開しています。今後は、特に成長が見込まれる先端技術分野へのエンジニア派遣を強化し、多様な事業ポートフォリオを実現するための施策に取り組んでいく予定です。既存顧客との関係を深めると同時に、新しい顧客の開拓にも力を入れており、受注基盤の拡充を図っています。

ITエンジニアの確保と育成の課題



しかしながら、ITエンジニアの確保は依然として課題です。競争が激化する採用市場において、必要な人材の獲得が難航しています。このため、GSIは採用活動の強化に努めるだけでなく、既存の社員のスキルアップや働きやすい環境作りにも配慮しています。さらに、契約単価の改善を進めることは、売上増加はもちろんのこと、従業員のモチベーション向上や退職防止にもつながるため、重要な施策として位置づけています。

また、海外からの優秀なITエンジニア採用も継続し、協力企業との連携やフリーランスの活用を図ることで、人的リソースの安定的な確保にも取り組んでいます。国内外の子会社については、適切な見直しと検討を行い、成長戦略を計画的に進めています。

2026年に向けた展望



引き続き、GSIは各種施策の推進を図り、2026年3月期にはこれまでと同様に1株あたりの配当金29円00銭を予定。IT技術が急速に進化する中で、お客様のニーズに的確に応えるべく、当社は豊富な経験と技術力を生かして高付加価値の提供に努め、新たな時代に対応できる企業へと成長していくことを目指します。

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会社情報


  • - 創立年月日: 2004年10月5日
  • - 設立年月日: 2006年10月5日
  • - 資本金: 292百万円
  • - 上場市場: 札幌証券取引所(証券コード5579)
  • - 従業員数: 単体542名、連結578名(2025年4月1日現在)

お問い合わせ


本リリースに関するお問い合わせは、株式会社GSIのIR担当までお願いいたします。メールアドレス: [email protected]、公式サイト: glue-si.com


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