音質革命
2025-07-15 13:58:35

OTOTEN 2025で響く!超薄板ガラスの音質革命

音楽界を変える!超薄板ガラス振動板



2025年6月21日から22日、東京国際フォーラムにて開催された日本最大級のオーディオイベント「OTOTEN 2025」にて、台湾のガラス加工メーカーGAITと日本電気硝子が共同で開発した「超薄板ガラス」振動板が初めて出展されました。この新しい振動板の性能に、参加者は驚きを隠せませんでした。

声を上げた試聴者たち


出展後、日本電気硝子は試聴した方々にアンケートを実施し、その結果に驚かされました。約63.8%の人々が「想像以上に良かった」と回答し、その音質に感激した声が寄せられました。「音のクリアさ」と「応答性」が特に評価されており、各参加者は「高音がバランスが良く、緻密に再現されていた」と口を揃えました。

ガラス振動板への懸念と期待


試聴前の印象について聞いてみると、34.9%の参加者が「音質への期待」を抱いていた一方で、約20.5%が「割れやすさや耐久性」に対する懸念を示していました。しかし、実際の音を聞いた後はその印象が覆り、皆が驚く結果となったのです。

超薄板ガラスの特性


この「超薄板ガラス」は、厚みがわずか200μmから25μmで、世界最薄クラスのガラスです。3D成形技術と特殊な化学処理を施すことで、高強度の振動板へと進化しています。通常のガラスの5倍以上の強度を誇りつつ、軽量であり音の立ち上がりが俊敏な特性を持っています。特に、音の立ち上がりが速いことで、陶器のような音のクラリティが得られます。

音響特性


  • - 音の鮮明性: クリアな音が早く立ち上がるため、打楽器や弦楽器の音を明確に再現
  • - 少ない歪み: 素材自身の音が少なく、内部損失の高い性質が歪みを軽減
  • - 繊細な音楽表現: 軽やかさと敏感さで細かな音のニュアンスを表現
  • - 強い構造: 重低音の振動にも耐えられる特殊な強化処理
  • - 環境変化に耐性: 温度や湿度の変化に強く、経年劣化が起こりにくい

この超薄板ガラス振動板の特徴は、オーディオ機器の音質を一新させる要素として、多くの期待を寄せられています。試聴後、多くの参加者がその性能に魅了され、さらなる普及が見込まれます。ぜひ今後の技術革新に注目していきたいところです。

OTOTEN 2025にて


「OTOTEN 2025」での出展では、デスクトップスピーカー、ネックバンドスピーカー、イヤホンなど、多様なプロダクトが展示されました。特に、ガラスを用いたアイテムは、この新しい振動板の可能性を示す重要な存在となっています。

会社紹介


日本電気硝子株式会社は、滋賀県大津市に本社を構え、世界的に評価される特殊ガラスの製造を行っています。70年以上の歴史の中で蓄積された技術は、半導体、電子機器、医療など多様な分野に活かされています。今後も常に新たな挑戦を続け、この音質革命を牽引していくことでしょう。


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