スパイスファクトリー、大阪に関西拠点を開設
スパイスファクトリー株式会社が、2026年3月2日に大阪市中央区の「THE VILLAGE OSAKA」に新たな関西拠点をオープンすることを発表しました。この拠点は、デジタル・トランスフォーメーションを推進するための重要なステップであり、東京本社に続くサステナブルなオフィスづくりを目指しています。
新しいオフィスは、いちご地所株式会社が管理する全館セットアップオフィスビル内に位置し、万博レガシーを活用した独自の内装が特徴です。具体的には、大阪・関西万博で使用された建材や展示物を再利用し、持続可能な資材を用いて設計されています。特に、パナソニックグループパビリオンで使われた外壁コンクリートパネルや、その他の万博資材をリインベントすることで、ただ新たに建物を構築するのではなく、過去の資源を最大限に活用する取り組みを行っています。
この万博レガシーを生かしたオフィスづくりは、単なる資源の再利用だけでなく、地域とのつながりやコミュニティ形成という要素も含まれています。スパイスファクトリーの関西拠点長である安川廉亮氏は、この拠点設立が地域内での価値共創を目指す重要な一歩であると述べています。
万博資材を活用したオフィス設計
新オフィスの設計を手掛けたのは、サステナブル建築デザイナーであるFara Taraie氏。彼女は、使用する資材を厳選し、デザイン性と機能性を兼ね備えた空間を実現させることに力を入れています。また、柿ウォールなどのDIY要素を取り入れたオフィスの壁の仕上げにも取り組み、社員やその家族も参加することで、オフィスが地域に根付くコミュニティとしての役割を果たすことを目指しています。
2月14日に実施されたDIYイベントでは、スパイスファクトリーの社員とその家族が共に万博の資材を新オフィスの空間へと再構成しました。このような活動を通じて、社員が自らの手で作り上げるオフィス空間が形成されています。
大阪・関西万博の資材をリユースしつつ、サステナブルな建築の未来を築くこの取り組みには、万博を推進する「万博サーキュラーマーケット ミャク市!」などの公式リユース施策も活用されています。
地域共創への意欲
関西拠点長の安川氏は、地域住民や企業との連携を深めていくことが、デジタル・トランスフォーメーションに重要であると強調しています。この新たな関西拠点は、営業エリアの広がりを超えて、地域の皆さんと価値を共創する場としての役割を担うことを期待されています。
また、大阪・関西万博のプロデューサーである河森正治氏からも、万博資材を新たな形で生かすスパイスファクトリーの取り組みに対して感謝の意を表し、デジタル変革の舞台としての期待を寄せています。
新オフィスの概要
- - 拠点名: スパイスファクトリー株式会社 関西拠点
- - 開設日: 2026年3月2日
- - 所在地: 大阪府大阪市中央区本町一丁目6番地17号 THE VILLAGE OSAKA 10階
- - 最寄り駅: 大阪メトロ堺筋線・中央線「堺筋本町駅」徒歩2分
このように、スパイスファクトリーの新しい関西拠点は、サステナブルな社会の実現に向け、地域とのつながりを大切にしながら進化しています。2026年の開設に向け、今後も注目が集まることでしょう。