東京都とソウル特別市がデジタル分野での新たな連携を強化
このたび、東京都とソウル特別市は、デジタル及びAI分野での協力を強化するための合意書(MOU)を締結しました。この合意書は、両都市間でのデジタル技術やAIの活用を通じて、より良い公共サービスを提供し、市民の生活の質を向上させることを目指します。
合意書の内容
合意書は、以下の二つの主要な項目に分かれています。
1.
東京都とソウル特別市のデジタル分野に関する協力・交流
2.
GovTech東京とソウルAI財団のAIおよびスマートシティ分野に関する協力
東京都とソウル特別市の協力内容
この合意書の下、両都市は以下の分野で協力を進めます:
- - 行政におけるAI活用
- - 行政データのマネジメント及びそれに基づく施策推進
- - 公共部門におけるデジタル人材の育成
- - 相互訪問やイベント参加による人的交流
- - デジタルトランスフォーメーション(DX)施策に関する他の必要事項
GovTech東京とソウルAI財団の協力内容
GovTech東京とソウルAI財団の間でも、以下の主要項目に基づいた協力が進められます:
- - AIおよびスマートシティに関する計画やプロジェクトの実施に向けた情報の共有
- - 新技術に関するネットワーキング活動
- - 両都市間での協力可能なプロジェクトの発掘と実施
- - スタートアップ及び関連企業の活動促進
合意書締結の背景と意義
合意書は、2024年4月27日に正式に締結され、両都市のデジタル分野における協力の第一歩を示しています。高野克己東京都デジタルサービス局長は、デジタル技術を用いて東京のポテンシャルを引き出し、都民の質の高い生活実現を目指すと語りました。また、ソウル特別市のデジタル都市局長である姜玉賢(カン・オクヒョン)氏は、アジアを代表する両都市の連携が、デジタル社会の課題解決に貢献することへの期待を表明しました。
一方で、宮坂学理事長(一般財団法人GovTech東京)は、多様なパートナーシップのもとで東京全体のDXを推進する新たなプラットフォームとしての役割を果たすことを目指しており、今回の合意を通じて課題の共有と解決策の探求が進むことを願っています。
金萬基(キム・マンギ)ソウルAI財団理事長も、今回の合意によりAIを基盤とした実践的な協力の推進が期待されることを強調し、市民の日常に変化をもたらす新たな施策の展開を示唆しました。
今後の展望
今後は、気候変動への対応、安全保障、高齢化といった共通の課題に対して、さらに連携を深め、両都市がそれぞれの強みを生かし合う未来が見込まれます。今回の合意は、技術の進化を通じた未来都市の創造に向けた重要なステップとなるでしょう。デジタル分野における知見が相互に共有され、双方における発展が促進されることが期待されています。
このように、東京都とソウル市の新たなデジタル協力は、国際的な規模で影響力を持つ相互の発展を導く重要な意義を持ちながら進められていくことになるでしょう。