チアリーマンズが挑む!5000人の前で語られた夢と覚悟の公演
2023年8月9日、東京国際フォーラムホールAにて、チアリーマンズ(Cheer Re-Man's)の過去最大規模の単独公演「『よろしく、まっくろ』supported by NTT」が開催されました。この公演には5000人の観客が駆けつけ、その熱気は会場を包み込みました。33名のメンバーによる力強いパフォーマンスに、観客の反応は想像以上のものでした。
公演のオープニングを飾るのは、彼らにとって初のオリジナル楽曲。サラリーマンに特化した歌詞が特徴的なこの曲が流れると、炎が舞い上がり、メンバーの表情には「やってやる」という強い気迫が感じられました。その瞬間から、高く飛び上がる身体に客席は驚きの歓声を上げました。サラリーマンであるチアリーマンズが、独自のアイデンティティをもって圧倒的なエネルギーを発信していく様は、まさに彼らの過去最大の挑戦を物語っていました。
チアリーマンズは平日のサラリーマンとして働きながら、夢を追い続ける異色のパフォーマンス集団です。2023年6月に早稲田大学男子チアチームのOBにより結成され、日本を代表するパフォーマンスチームを目指しています。SNSのフォロワー数は60万人を超え、テレビ番組やCMへの出演、さらには世界的なオーディション番組「Got Talent」への挑戦も果たしています。
今回の公演では、従来の男子チアに加え、新たに制作された演目や異なるジャンルのパフォーマーとのコラボも行われました。特にダブルダッチパフォーマーであるHARIBOWとの共演は圧巻。チアリーマンズ自身もダブルダッチに挑戦する姿が印象的でした。大縄を使った公開パフォーマンスでは、観客を驚かせる技術を次々と披露しました。
この公演は、ただの華やかなエンターテインメントに留まらず、彼らが「夢を追いかける意味」を問いかけるものでした。「よろしく、まっくろ」というタイトルに込められたメッセージは、彼らが己の経験をもとに培った覚悟の証とも言えます。メンバー自身が広がる可能性を目指し、高い難度の技を披露する一方で、自らの夢をプレゼンテーションする企画も実施されました。これは「誰の夢を応援したいか」というテーマで、それぞれの夢が語られる場となりました。
例えば、メンバーの一人は「人生は出会う人で変わる」という経験から、100人の子供たちに人生を豊かにするような出会いを提供する教育支援の構想を提案。さらに、別のメンバーは「チアリーマンズをホワイト企業化したい」という意外性のある発想を披露し、観客を笑わせました。提案された中で選ばれたのはつむじのプランで、今後実際に教育支援サービスが始まることが発表されました。
後半に入ると、公演の根底にある言葉「葛藤」が浮き彫りになります。演技構成を考え、時間に追われる仕事の合間に練習に励む彼らの姿は、同じく挑戦する全ての人に共鳴するものでした。自信がない中でも「We are」の曲が流れ、迷いを抱えながらも光を求める彼らの姿は、観客の心に深い印象を与えました。
この公演で、チアリーマンズは「アメリカズ・ゴット・タレント」でのゴールデンブザー獲得と、日本武道館での単独公演を実現するという新たな目標を掲げました。彼らの前にはまだ多くの山が待ち受けていますが、今後もこの「チア」の精神をもって挑戦し続けることを誓いました。サラリーマンでありながら、夢を追うプロフェッショナルの姿をこれからも追っていきたいと思います。彼らの歩みは、間違いなく多くの人が新たな一歩を踏み出す背中を押すことでしょう。