東南アジア投資ファンド
2025-11-11 15:19:23

NTTグループが東南アジアに特化した新たな投資ファンドを設立

NTTグループ、新たな投資ファンド「Synexia Ventures」を設立



株式会社NTTドコモ・ベンチャーズとNTTファイナンスは、東南アジア市場に特化した投資ファンド「Synexia Ventures Pte. Ltd.」を設立することを発表しました。設立日は2025年12月15日を予定しており、運用総額は約15億円に達します。このファンドは、シンガポールを本拠地にするKK Fundのジェネラルパートナー、クアン・スーが運営を担当し、新興企業との協業を推進します。

東南アジア市場の魅力



東南アジアは11か国で約7億人の人口を抱える巨大なマーケットです。経済発展が著しいこの地域では、AIやIoT、ロボティクスといった先進技術に取り組むスタートアップも続々と生まれてきています。多くの社会的課題を解決するため、新たなビジネスモデルの提案や技術革新が期待されています。このような環境下で、NTTグループは東南アジアを新たな事業展開の舞台にし、成長を促進することを目指しています。

Synexia Ventures の役割



「Synexia Ventures」では、NTTグループの各社と連携が見込まれるスタートアップに対し、積極的に投資を行います。これにより、地域のスタートアップと連携し、新規事業を創出することが狙いです。また、2025年11月にはジャカルタで「NTT Startup Challenge Pitch Day」が開催され、選抜された企業がNTTグループとの協業案を発表します。このイベントは、アジア地域においては最大規模のピッチコンテストとなる見通しです。

今後の展望



NTTグループは、過去に「NTT Com Startup Challenge」を通じての協業推進の実績を生かし、2024年からは「NTT Startup Challenge」として拡大します。これに合わせて、東南アジアのスタートアップエコシステムとの繋がりを強化し、オープンイノベーションによる新たな価値創造を進める考えです。NDVとNTTファイナンスは、このファンドを通じて、同地域におけるビジネス成長を加速させることを目指しています。

結論



NTTグループの「Synexia Ventures」は、インキュベーターとしてだけでなく、スタートアップと共に成長していくことを誓います。今後、東南アジア地域が製造拠点からイノベーションの聖地へと進化する中、NTTグループはその中心的な役割を果たすことでしょう。この新しい挑戦が、地域の経済発展に寄与することを期待しています。


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