連携強化でクレジットカードセキュリティが進化
株式会社リンク(東京・港区)とICMSソリューションズ株式会社(東京・品川区)の間で、新たな業務提携が強化され、クレジットカード・セキュリティ分野におけるソリューションの提供が進みます。これにより、両社が持つそれぞれの専門知識を生かしたサービスの向上が期待されています。
提携の背景
最近、PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)の必要性が益々高まっており、規制に準拠するためには専門的な知識と整ったインフラが不可欠です。特に、クラウド技術を利用したセキュリティ対策の需要が増加しており、この流れに自然と両社が注目しました。リンクは、クラウドサービス「PCI DSS Ready Cloud」において50社以上の導入実績があり、ICMSソリューションズは豊富な監査実績を誇ります。この強みを持ち寄ることで、業務効率化とコスト削減が図られます。
新たなパッケージの提供開始
両社は「PCI DSS Ready Cloud × QSAレビュー 統合パッケージ」の提供をスタートしました。このパッケージは、クラウドを活用したセキュリティ対策からレビュー業務までを連携させた一体型のサービスです。この新サービスは、PCI DSS準拠のための環境構築から運営、そして監査に至るまでをトータルでサポートします。事業者が抱えるPCI DSS準拠のさまざまな要求に応えます。
PCI DSS Ready Cloudシリーズ
このシリーズでは、クレジットカードデータを扱うシステムが効果的にPCI DSS準拠を実現できるよう、必要なセキュリティ要素をクラウドで提供。さらに、ペイメントトークンサービスを活用することで、準拠範囲を縮小することも可能です。
運用の充実
PCI DSSの維持には、常に監視と運用が必要であり、リンクはそれに応じて、ログ監視やセキュリティ運用の代行を行います。これにより、事業者側の運用負担を大きく軽減できます。業務の効率化が求められる現代では、こうした支援が極めて重要です。
コンサルティングサービスの重要性
ICMSソリューションズは、QSA(Qualified Security Assessor)認定の専門家が難解なPCI DSSの要件をわかりやすく解説し、各企業の実情に即した具体的な対策を提案。陳腐化した技術や手法ではなく、最新のトレンドを組み込んだ支援が行われます。
セミナーでの情報共有
さらに、両社は2026年7月7日に開催される「クレジットカードセキュリティフォーラム2026」に登壇し、最新の事例を基にした具体的なソリューションを紹介します。このセッションでは、クラウドを通じたPCI DSS準拠の構築から監査までがどのように行われるのか、その全貌が明らかにされる予定です。特に、QSAによるクラウド型レビューや、クラウド基盤の利点についても詳しく解説されます。
両社の共同提携により、今後ますますクレジットカード・セキュリティ市場における存在感が増すことが期待されます。これを機に双方の顧客基盤を活かし、より多くの企業に有益なソリューションを提供できる体制が整いました。安全性が求められる時代において、今後も注目の連携といえるでしょう。