音楽著作権の理解を深める寄付講座「JASRACキャンパス」の募集開始
日本音楽著作権協会(通称:JASRAC)が、2026年度の著作権に関する公募型寄付講座『寄付講座JASRACキャンパス』の募集受付を、2025年5月7日から開始することを発表しました。この講座は、大学やその他の教育機関において著作権とその関連分野の教育や研究を促進する目的で設立されます。実際には、寄付先となる教育機関には、設置や運営にかかる実費に相当する金額として、年間最大500万円が寄付されることとなります。
寄付講座の概要
『寄付講座JASRACキャンパス』では、法学や文化芸術、エンターテインメント、さらに最近では生成AIといった分野においても、幅広い講座が提供される予定です。特に、SNSや創作AI技術の普及によって、著作権の理解の重要性が高まっている現在、こうした取り組みが期待されています。寄付講座を通じて、文化芸術と著作権が尊重される社会を実現し、新たな価値の創造と人材の育成を目指していきます。
募集対象と条件
この講座に応募できる教育機関は、大学や大学院、短期大学、専修学校の専門課程、高等専門学校と、多岐にわたります。設立予定の講座は最大で5件程度が予定されており、応募条件としては次の点が挙げられています:
1. 講座の目的が、寄付先における著作権等の教育や研究の充実に資すること。
2. 2027年度または2028年度に初めて開講される講座であること。
3. 2年以上5年以下の期間で講座を継続して設置できること。
4. 複数学部や学年の学生が履修可能であること。
これまでの募集でも、多数の応募があり、全国から計12の教育機関が選ばれてきました。これからの募集でもたくさんの応募を待ち望んでいます。選考方法としては、書面審査を経て、寄付先が決定される流れです。その発表は2026年9月上旬を予定しています。
JASRACについて
日本音楽著作権協会は1939年に設立された、国内初の著作権管理団体であり、音楽著作権を管理する専門機関として85年以上の歴史を有しています。作詞家や作曲家、音楽出版社などの権利者から著作権の管理を受託し、音楽を利用希望者に対して利用許諾を行っています。得られた著作物使用料は、著作権者に分配され、音楽文化の発展に寄与しています。
最後に
音楽著作権に関する知識を深めるためのこの機会をぜひ活用し、多くの教育機関が新たな講座を開設することを願っています。今後も文化に対する理解を深めるための取り組みを進めていきましょう。詳しい情報や応募については
JASRACの公式ウェブサイト をご確認ください。