福山雅治と東野圭吾が語る『ブラック・ショーマン』の魅力
映画『ブラック・ショーマン』が、9月12日(金)に公開され、主演の福山雅治さんがレギュラーパーソナリティを務めるTOKYO FMの『福山雅治 福のラジオ』にて、原作者である東野圭吾さんとの対談が行われることとなりました。放送は9月13日、20日(土)14時から、FMラジオの生放送でお届けされます。
福山と東野の特別な関係
g福山さんと東野さんは、2007年に放送されたドラマ『ガリレオ』の第1シーズンから始まった長い付き合いを持つお二人。ラジオでの共演は12年ぶり、そしてFMラジオでは初の対談となる貴重な機会です。映画『ブラック・ショーマン』の主人公・神尾武史(かみおたけし)を演じる福山さんは、「多くの人が僕と東野先生の作品というと『ガリレオ』が連想されると思います。『ガリレオ』では物理学がテーマでしたが、『ブラック・ショーマン』では元マジシャンというキャラクターを通じて“人間力”が主題になっています。」と語ります。
一方で、東野さんは、「『ブラック・ショーマン』を書くにあたり、福山さんが演じることを予知していたわけではありませんが、湯川と対比させるキャラクターを書きたかった。湯川は物理学者ですが、神尾は人の心を操るという心理的な側面を持っているキャラクターです。」と、物語に込めた思いを伝えました。
試写に寄せた感想とは
さらに、東野さんは試写を観た後、「福山さんがあまりにもカッコ良すぎました」と感想を寄せたと話し、福山さんはそれに照れながら「『カッコ良い』との評価は大変ありがたいです」と応じました。東野さんは、「原作はミステリーですが、“犯人を探す”という楽しみ方だけではなく、どのように物語が決着するかを楽しんでほしいと思っていました。その意図が非常にうまく反映された形になっていると思います。」と、作品に対する自らの視点を述べました。
共演者たちのトークも楽しみ
番組では、映画『ブラック・ショーマン』の共演者たちからのメッセージも放送される予定です。彼らが福山さんや東野さんをゲストとして迎えたいというリクエストをする場面や、福山さんと東野さんの食の好みについての軽妙なトークも繰り広げられるそうです。どの共演者が“唐突な謎の質問”を行ったのか、この話も必聴です。
東野圭吾のキャリアに迫る
また、この放送では東野さんの43年にわたる作家活動についての話も伺います。作家としての入口や、デビュー前にお手本とした著名な作家について、さらには執筆スタイルについても語られます。リスナーから寄せられた「福山さんの悪役を見たい」という声に対し、東野さんが答えた“東野作品の犯人像”についても触れる予定です。
さらに、東野さんが唯一飼っていた猫の話や、その猫が今後の小説やエッセイにどのように影響を与えたのかというエピソードも楽しみの一つです。
この特別な対談を通じて、新たな二人の魅力が明らかになることでしょう。9月13日と20日(土)14時からの放送をお見逃しなく!
番組概要