シンポジウム「Waste to Wear: ゴミになる服、ならない服」
ファッションが環境に与える影響が増す中、シンポジウム「Waste to Wear」が2025年4月25日(金)、渋谷のTRUNK(HOTEL) CAT STREET「KEYAKI」にて開催されます。このイベントは、世界的なファッションムーブメントであるFASHION REVOLUTIONの日本支部が主催し、国内外のエキスパートが集まりファッション業界の最前線について議論します。
開催の詳細
- - 日時: 2025年4月25日(金)12:00-19:00
- - 会場: TRUNK(HOTEL) CAT STREET「KEYAKI」
- - 住所: 東京都渋谷区神宮前5丁目31
- - 参加費: 一般 5,000円/学生 2,500円/アーカイブ視聴 1,000円
学生は当日学生証の提示が必要
アーカイブ動画は5月中旬に配信予定
このイベントは、衣類廃棄問題に直面する私たちに、循環型ファッションへの理解と行動を促すことを目的としています。実際、環境省によると、日本では毎日約1200トンの衣類が廃棄されています。この厳しい現状に対し、さまざまな視点から問題を掘り下げることを目的にしています。
議論の背景
「服のゴミが増えるとどんな影響があるのか」「なぜ服がゴミになるのか」「服をゴミにしないためには何が必要か」などを議論し、多くの人に現状を知ってもらい、行動へとつなげることが重要です。
プログラム内容
当日は様々なトークセッションが予定されています。例えば、キーノートスピーチには、T-REXプロジェクトに関わるElina Lewe氏とAnubhuti Bhatnagar氏が登壇し、欧州での繊維廃棄物のリサイクルに関する最新の取り組みについて語ります。
その後は、以下のトークセッションが予定されています:
- - トークセッション 1: 「日本から世界へ、ファッションロスゼロの展望」
- - トークセッション 2: 「手放した服はどうなっているのか?調査データから読み解く」
- - トークセッション 3: 「国際資源循環の可能性(リユースの未来)」
- - トークセッション 4: 「服から服のリサイクルは、どうすれば本当に実現できるのか(リサイクルの未来)」
全国のファッション業界関係者、環境問題に関心のある学生、そして政策立案者やメディア関係者など、参加する価値のある方々にぜひご参加いただきたいイベントです。
申し込み方法
シンポジウムへの参加は、Peatixからお申し込みが可能です。こちらのリンクから申し込むことができます:
Peatix申し込みページ
主催について
FASHION REVOLUTIONは、2013年に発生したラナプラザ崩壊事故を契機に、ファッション産業の透明性と公正性を求めてイギリスで始まった世界的なムーブメントです。日本では2014年から活動を行い、ファッション産業が抱える社会課題に対して幅広く問いかけています。
終わりに
「手放した服はゴミになってしまうのか」という問いに対する答えを、業界人士と共に探し出すプロセスにぜひご参加ください。ファッションの未来を共に考える貴重な機会です。