東京都内での麻しん患者の発生について
2026年4月6日、東京都内で新たに麻しん患者の症例が報告されました。そのため、東京都保健医療局は疫学調査を始め、接触者の健康観察を実施しています。さらに、患者が最近訪れた施設において、不特定多数の人々が接触した可能性があることが判明しました。
麻しんとその感染力
麻しんは感染力が非常に強い感染症で、典型的には感染の約10〜12日後に発熱や咳、鼻水などの風邪のような症状が出現し、その後2〜3日熱が続いた後に、39℃以上の高熱と発疹が現れます。感染力は発症前日から始まるため、自らが感染している場合に周囲へ広がってしまうリスクがあります。
報告された患者の概要
以下は、発生した患者の詳細です。
発生例1
- - 性別: 女性
- - 年齢: 30代
- - 発症日: 3月26日
- - 症状: 発熱、結膜充血、発しん、咽頭痛、関節痛
- - 感染の可能性のある施設: 日本赤十字社医療センター(4月1日8時40分〜9時20分頃)
発生例2
- - 性別: 男性
- - 年齢: 20代
- - 発症日: 3月29日
- - 症状: 発熱、結膜充血、発しん
- - 感染の可能性のある施設: 東京医科大学病院(4月1日10時30分〜11時頃)
発生例3
- - 性別: 男性
- - 年齢: 20代
- - 発症日: 3月22日
- - 症状: 発熱、咳、発しん、肺炎
- - 感染の可能性のある店舗: モカボーイ(中野区)、Ryu's(渋谷区)。それぞれ、3月26日深夜0時から5時と3月27日深夜0時から5時の間に利用。
注意喚起
麻しんを疑う症状(発熱、発疹、咳、鼻水、目の充血など)が現れた場合、まずは病院に連絡し、症状を伝えてください。受診の際は、公共交通機関の利用を避け、医療機関の指示に従って行動してください。
また、麻しんは予防が可能な病気であり、予防接種は個人でできる最も効果的な防止策です。麻しんの定期予防接種がまだの方は、かかりつけ医に相談し、早めに接種を受けることをお勧めします。
今後の対応
東京都では、麻しんの感染拡大防止に向けて、引き続き情報提供を行い、都民の健康を守るための取り組みを強化しています。感染のリスクがある方は、体調管理に努め、疑わしい症状が出た際には速やかに医療機関に相談しましょう。
詳細な情報については、東京都の防疫課にお問い合わせください。
お問い合わせ先
電話: 03-5320-4088
麻しんに関する基礎的情報や予防接種についての資料も、東京都が公式に提供していますので、ぜひ確認してみてください。