M-SOLUTIONSがUmee Technologiesに出資
M-SOLUTIONS株式会社は、コネクテッドセールス・プラットフォームを提供するUmee Technologiesに対し、シリーズAラウンドで出資したことを発表しました。この出資を通じて、M-SOLUTIONSが展開するサービス「Smart at AI for kintone Powered by GPT」の連携を強化し、「AIの民主化」をさらに推進していく方針を示しています。
コネクテッドセールス・プラットフォームとは
コネクテッドセールス・プラットフォームとは、営業やマーケティング、カスタマーサクセスの業務プロセスをデータ活用を通じてシームレスに繋ぎ、最終的には経営や人材の活用にも繋がるインフラ基盤のことを指します。M-SOLUTIONSは、このプラットフォームを利用して業務効率化を図るとともに、AI技術を活用した新たなビジネスモデルを模索しています。
出資の背景と今後の展望
最近、生成AIが注目を集めていますが、日本での利用率はまだ20.4%にとどまっています。これは「使い方がわからない」という声が多いことが要因とされています。この課題を解決するため、M-SOLUTIONSはkintone内のデータを活用し、分かりやすく、安全にAIを利用できるサービス「Smart at AI」を提供しています。
一方、Umee Technologiesはマシンラーニングとディープラーニングに特化した技術を持ち、オンライン会議の内容を自動的に議事録化し、「kintone」にシームレスに保存できる「Front Agent」を開発しています。これら両社の強みを活かすことで、kintoneのAI利用促進を加速し、「AIの民主化」を更に進めていく考えです。
今後は、両社のサービスを連携させ、営業やサポート業務に役立つアプリパッケージの提供を目指しています。
ユミーの代表からのコメント
ユミーの代表取締役社長、新納弘崇氏は、M-SOLUTIONSが提供する「Smart at AI」は、AI活用の民主化において重要な役割を果たすプロダクトであると述べています。「Smart at AI」には、すでに多くの汎用生成AI活用例があり、業務に取り入れるハードルが低くなっています。ユミーは、kintoneユーザーにとって新たなAI時代を迎える手助けができるとの意気込みを見せています。
Smart at AIの特長
「Smart at AI」は、kintone内で生成AIを活用し、ユーザーが容易にテキスト生成を行えるサービスです。このツールは、kintoneアプリのデータを簡単にプロンプトに挿入することができ、安全に利用できる独自のフィルタ機能も搭載しています。これにより機密情報や個人情報を使って生成することも可能となります。
業務効率化に繋がるこのサービスは、情報の管理・共有だけでなく、それを踏まえたアウトプットを生成することで、大きな効果をもたらすことが期待されています。
M-SOLUTIONSについて
M-SOLUTIONS株式会社は、東京都新宿区に本社を置き、「情報革命で人々を幸せに 新たな価値を創造する」という理念のもと、SI事業やプロダクト事業、公共事業など幅広く展開しています。会社設立は2000年1月であり、今後も革新的なテクノロジーを通じて社会貢献に努めていく方針です。
お問い合わせ情報
M-SOLUTIONSについての詳細は、プロダクト営業部にてお問い合わせ可能です。電話番号は03-6892-3166、メールは
[email protected]にて受け付けています。