TASKI COFFEE導入
2025-08-25 11:58:28

三菱地所プロパティマネジメントに「TASKI COFFEE」を導入し障害者雇用の新たな形を創出

三菱地所プロパティマネジメントと『TASKI COFFEE』



株式会社スタートラインが提供する『TASKI COFFEE』が、三菱地所プロパティマネジメントに導入されました。この取り組みは、障害者の就業支援を通じて「誰もが自分らしく生きる社会」を実現することを目指しています。ここでは、その詳細と背景をご紹介します。

障害者雇用への真摯な取り組み



三菱地所プロパティマネジメントでは、障害者の雇用について「一人ひとりに向き合う」をモットーに、職業能力の開発や向上に注力しています。数年前から始まった働き方改革の一環として、本社のリニューアルや事務業務の集約が進められ、障害を持つ社員がより広い範囲で業務を担当できるようになっています。これは、集中事務センターを中心に全国の業務を統合することで実現されています。

採用プロセスでも、応募者との深い対話を重視し、自身の能力を把握しやすい環境を整える努力が続けられています。これにより、障害者雇用の実績を積み重ね、しっかりとした適合性を評価できるノウハウも築かれていきました。

『TASKI COFFEE』の導入経緯



『TASKI COFFEE』の導入は、障害者の雇用拡大に伴い業務の多様化と環境整備の必要が高まった結果です。オフィスワーク中心のこれまでに加え、作業系業務の展開を模索する中で、選ばれたのが丸の内エリアの『TASKI COFFEE』です。これにより、障害者が安心して働ける環境を整え、共働による新たな価値の創出が実現されています。

具体的な仕事とその意義



採用された障害者は、コーヒー豆の選別、機械のメンテナンス、衛生管理などを担当しています。これらの業務は、ただの作業にとどまらず、効率性や衛生面に対する議論を行いながら進められる“クリエイティブな仕事”として位置づけられています。特に、作業の振り返りミーティングでは、障害者自身がファシリテーションを行い、主体性や自己肯定感を養う場としても機能しています。

このような取り組みは、仕事の改善提案などが活発になり、社内の活気にもつながっています。また、提供されるコーヒーは高い人気を誇り、その美味しさから社員同士のコミュニケーションのきっかけにもなっています。今後、来客用の提供やイベントでの活用も期待されており、多方面での展開が見込まれます。

導入の成果と今後の展望



『TASKI COFFEE』の導入により、社内でのコーヒー提供は好評を博しています。評判の高さから、午前中には提供が終了してしまうこともあるほどです。また、ユニフォームを着用することでカフェのような雰囲気を演出し、実際に「美味しい」との声が飛び交うことで、障害者のモチベーション向上にもつながっています。

これからの展望として、施策のさらなる拡充が見込まれています。来客用のコーヒー提供やイベントでのドリップパック配布を検討しており、社外へのアピールにも寄与する推進体制を続けていく方針です。障害者の成長と達成感を重視し、さらなる可能性を探るべく運用が期待されています。

TASKI COFFEEとは?



『TASKI COFFEE』は、障害者がオフィス環境で高品質なコーヒーを製作することから始まります。具体的には、豆の選別作業を通じて、「生豆」の品質向上を図ります。欠点豆の取り除きを行うことで、味の改良につながります。このプロセスはただの業務に留まらず、チームの連携やコミュニケーションの活性化にも寄与しています。

最終的には、高品質なオリジナルブレンドのコーヒーを通じて、社員のエンゲージメントや生産性を高めることが目的です。コーヒーの提供がもたらす効果は多岐にわたり、イベントや展示会などでの重要な役割を果たしています。

まとめ



『TASKI COFFEE』の導入は、三菱地所プロパティマネジメントによる障害者雇用の新しい挑戦を示しています。スタートラインは、今後も企業のニーズに応え、誰もが自分らしく働ける環境づくりに向けて精力的に取り組んでいきます。


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