TOMODACHI Boeing Entrepreneurship Seminar 2025が若者の夢を支援する
公益財団法人米日カウンシルが中心となり、在日米国大使館と共に進める「TOMODACHIイニシアチブ」が開催する「TOMODACHI Boeing Entrepreneurship Seminar 2025」が、2025年6月から2026年3月までの期間にわたって実施されます。
プログラムの目的と内容
このセミナーは、STEM(科学・技術・工学・数学)を専攻する学生に特化したアントレプレナーシッププログラムで、特にプロトタイプ開発に焦点を当てています。参加者たちは「プレップセミナー」や数日間にわたる「ハッカソン」を通じて、チームでのデジタルソリューション開発に取り組むことになります。このプログラムが目指すのは、次世代を担う高校生、高専生、専門学校生、短大生、大学生、大学院生がリーダーシップと革新性を身に付けることです。
2011年の東日本大震災をきっかけに始まった「TOMODACHIイニシアチブ」は、次世代のリーダーを育成するためのさまざまなプログラムを展開しており、これまでにも多くの学生たちがこのプログラムを通じて起業家精神を養い、未来への一歩を踏み出しています。今回の第15回目のセミナーでは、日本のSTEM分野の学生たちが国際的な舞台でのスキルを磨き、挑戦する機会を増やすことに注力しています。
参加することで得られるもの
プログラムに参加する学生は、実際のプロジェクトを通じて問題解決能力やチームでの協働能力を鍛えます。また、ボーイングジャパン株式会社の支援のもと、専門家によるセミナーや対話型ワークショップを通じて、学生たちは国際的なネットワークを広げることができます。さらに、STEM関連の研究機関や企業とのコラボレーションの機会も用意されています。
米日カウンシルのオードリー・ヤマモト代表理事は、参加者がこのプログラムを通じて自己の可能性を信じ、未来の課題に挑戦することを期待しています。特に、STEM分野での学びを活かして社会に変化をもたらすことができるよう、支援を続けていくと述べています。
応募方法と条件
現在、2025年7月31日まで「ハッカソン」への参加者を募集中です。応募資格は以下の通りです:
- - 高校・高専・専門学校・短期大学・大学・大学院に在籍していること(社会人学生は対象外)
- - アントレプレナーシップや社会実装に関心があること
- - STEM分野で学んでいること(未経験でも応募可)
- - 日米の文化に興味があり、長期的に日米関係の発展に関わる意欲があること
- - 日本語を主言語とするプログラムに参加でき、最終発表会で英語でプレゼンテーションを行う意思があること
このプログラムの参加者は、ZoomやGoogle Driveといったオンラインツールを使用できる環境が必要です。
概要とスケジュール
プレップセミナーは、2025年6月22日、7月5日、7月12日に行われ、ハッカソン合宿は2025年9月26日から28日の2泊3日で実施予定です。最終発表会は2025年12月に行われ、参加者の中からアメリカ研修の選抜者が決まります。
終わりに
TOMODACHIイニシアチブを通じて、情熱を持った若者たちが夢を追い、国際的な視野を広げていく姿に期待が寄せられています。ボーイングジャパンとのパートナーシップにより、参加者たちは多くの学びと成長の機会を得ることができるでしょう。詳しい応募情報は
こちらで確認できます。