韓国バンド2Z、初の日本公演で届けた希望のメッセージ

2Zの日本公演、希望のメッセージが響く

韓国の新世代バンド2Z（トゥージー）が、2025年5月10日に東京・表参道GROUNDで開催した初の日本公演は、観客の熱気に満ちた素晴らしいステージとなりました。この公演は、彼らの「2025 2Z 1ST ASIA TOUR [Glory Dayz]」の大千秋楽として位置づけられました。

完全無敵のビジュアルと音楽力

2Zはモデル出身のメンバーを中心に構成されており、そのビジュアルからも目を引く存在です。しかし、彼らの魅力は見た目だけではありません。音楽的な実力も兼ね備えており、観客に感動を与えるパフォーマンスを見せました。

この日の公演は、「2020 March」「기세(氣勢/Great Force)」でスタート。続いて、自らのオリジナル曲「Like a Movie」「HOPE」など、力強い楽曲で一気に会場を盛り上げました。特に2Zが自らアレンジしたJ-popのカバーも披露し、現地のファンに向けた親しみやすさも感じさせました。彼らの日本語での進行も好評で、観客を温かい雰囲気で包み込みました。

音楽を通じたメッセージ

公演中、ボーカルのHOJINは、最新アルバムのタイトル曲「CrossRoad」を紹介する際に、感情のこもったスピーチをしました。「希望を歌うバンド」として活動する中で、若者の自殺率が高い韓国の現状に触れ、その中でどのように自分たちの存在を意味づけているかを語りました。彼は「青春には失敗してもいいという『権利』がある」と強調し、観客に「希望」と「勇気」を与えたいとの思いをシェアしました。

その後、演奏が始まると、心に響くボーカルと力強いサウンドで会場は感動に包まれました。観客たちも彼らの熱いメッセージに応えるように、手拍子や声援を送りました。

アンコールと未来への希望

公演は最後の曲「It is U」で締めくくられました。この楽曲は力強さと前向きなメッセージを持っており、2Zのアジアツアーの締めくくりにふさわしいものでした。彼らは20曲以上も披露し、圧巻のパフォーマンスでファンの心を掴みました。

この初のアジアツアーは、彼らの音楽の旅の始まりに過ぎません。2Zの今後の活動から目が離せないところです。公式SNSでも最新情報が更新されるので、ぜひチェックしてみてください。