八楽、経営体制刷新
2025-04-09 15:32:19

八楽株式会社、経営体制を刷新しAI翻訳事業を加速へ

八楽株式会社、経営体制の刷新で新たな挑戦へ



東京都渋谷区に本社を置く八楽株式会社は、2025年3月27日付で新たな経営体制を発足させ、AI翻訳市場での成長を目指します。同社は、生成AIを搭載した翻訳支援ツール「ヤラク翻訳」を展開しており、これを巨頭に企業の多言語対応ニーズに応えるための体制を整えました。

新たにCOO(最高執行責任者)に任命された工藤博樹氏は、主に海外市場への進出と会社全体の事業管理を担うとしています。また、長尾和弘氏が執行役員営業統括本部長に就任し、営業組織の強化を指揮し、国内外での顧客基盤の拡大を目指します。

経営体制強化の背景



八楽は、日本初の国産CATツール「ヤラク翻訳」を通じて、機械翻訳と人間の力を巧みに融合し、新しい翻訳体験を提供してきました。最近では、大規模言語モデル(LLM)の技術進化により、企業が求める翻訳の質や多様性がさらに求められるようになりました。

この変化に対応すべく、八楽は経営や営業、事業執行の体制を一新し、迅速な経営判断と実行力を強化することで、「人+AI」による翻訳の価値をより多くのお客様に提供できる体制を整えました。

新任人事紹介



工藤博樹(くどう・ひろき)


新任のCOOである工藤氏はカナダ生まれ。東京工業大学大学院を修了後、日本IBMでプロジェクトマネージャーとしてITプロジェクトに従事。その後、INSEADでMBAを取得し、戦略コンサルティングでの経験を経て、起業の道へと進みました。2021年からはカナダに拠点を移し、起業家育成プログラムの講師を務めています。

長尾和弘(ながお・かずひろ)


長尾氏は福岡県出身で、九州芸術工科大学を卒業後、約30年にわたり営業や事業開発に携わってきました。特に、米マカフィー社やシマンテック社では日本市場での戦略立案や営業責任者としての経験が豊富です。八楽では新たな営業組織の強化を図ります。

八楽の今後の展望



八楽は今後、生成AIを活用した革新的な翻訳体験を全国、さらには世界に届けていくとしています。新しい経営体制のもと、企業の国際展開を支援し、翻訳における新たな価値を提供することで、業界における確固たるポジションを築くことを目指しています。

新たなリーダーシップのもと、八楽株式会社は、翻訳業界における革命をもたらす存在として注目されるでしょう。今後の動向にますます目が離せません。


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