姫路の魅力を新たな視点で再発見
姫路市立琴丘高等学校の国際文化科は、このたび岡山理科大学、神姫バス株式会社、株式会社WTOCと連携し、理想的な国際探求学習プロジェクトをスタートさせました。このプログラムは、海外からの留学生や神姫バスの外国人スタッフとの対話を通じて、日本人には馴染み深い日常生活が、外国人の視点ではどのように映るのかを深く探ることを目的としています。
目の前の個人に向き合う探求
「一般論ではなく目の前の○○さん」との対話を重視し、外国人との交流を持つことで得られる「個の価値観」を発掘します。これにより、姫路の観光価値を再創造し、新しい体験を提案することを目指します。特に、統計では見えない生の声や価値観を理解することが、観光ビジネスの新たな選択肢を生むと考えています。
プログラムの流れと特徴
プログラムは2025年からスポット的に実施されており、以下の内容で進行予定です:
- - 1月19日:オリエンテーションを行い、これまでの学びを振り返りながら問いを設定します。
- - 1月26日:神姫バスの外国人スタッフとの直接交流、岡山理科大学の留学生とのオンライン対話を行い、彼らの視点を元にインサイトを探求します。
- - 2月2日:価値観に基づいた観光提案を作成します。
- - 2月9日:神姫バスへプレゼンテーションを行い、フィードバックを受ける機会を設けます。
特に注目すべきは、留学生や外国人スタッフが持つ文化背景や視点から生まれるリアルな意見です。このプロジェクトを通じて生徒たちは、より多文化共生の意識を高め、観光産業における新しいアプローチを学びます。
日常の魅力を見つける
外国人の視点で考えると、普段は見過ごしてしまうような観光名所以外の場所にも、新たな魅力が潜んでいることがわかります。「商店街」「通学路」「給食」など、日常生活の中の宝物に光を当て、今まで気づかなかった観光の選択肢を掘り起こします。
このような体験を通じて生徒たちは、地元への愛着を深め、将来の可能性を広げることが期待されています。特に、観光におけるコミュニケーション能力と広い視野を養うことで、国際社会におけるスキルを向上させる狙いがあります。
産学連携が生み出す価値
岡山理科大学、神姫バスとWTOCとの連携は、学校だけでなく実社会の課題を解決する手段としても重要です。学生たちが提案する観光プランは、観光業界での実践的なフィードバックを得ることで、学びがより現実に結びつきます。このように、教育と地域社会が密接に連携することで、次世代に必要なスキルを育むことができるのです。
本プログラムを通じて得られる体験は、地域の観光資源を再評価し、外国人の視点を取り入れた新しい観光提案を生み出すことに寄与すると考えられています。姫路の街の新たな価値を共に見つけ出し、心動かされるローカル体験を創出していくことが期待されています。