「Life Like a Live!10」での盛大なハロウィンパーティー
2023年10月10日から12日の3日間にわたって開催された「Life Like a Live!10 ~ハイテンションハロウィン~」は、57人のバーチャルアイドルが一堂に会する特別なイベントでした。
今回は9回目を迎え、参加者たちのエネルギーと情熱がますます高まったことが特徴です。
さまざまな個性を持つアイドルたち
「Life Like a Live!10」の大きなテーマは「ハイテンションハロウィン」。舞台は「可笑しなお菓子工場」となり、明るく楽しい雰囲気の中でアイドルたちがパフォーマンスを展開しました。
エネルギッシュなメロディに合わせて、衣装や演出がそれぞれの個性を際立たせる工夫が施され、観客に忘れられないひとときを提供しました。
全5公演がストーリー性を持つ形で進行し、各回ごとにハロウィンの魔法がかかる様子が展開されるユニークさも印象的でした。このような一貫したストーリー展開により、観客はその世界観にどっぷりと浸ることができました。
音楽と演出の融合
参加したアイドルたちは、それぞれ異なるジャンルの音楽を披露し、アッパーでキャッチーな楽曲が多く選曲されていました。特に「まりなす」と「LiLYPSE」は、メドレー形式で多彩な楽曲を続けて披露し、会場は大盛況に。
それだけでなく、甘狼このみさんのような可愛らしいアイドルからかっこいいパフォーマンスを見せたアイデスさん、圧倒的なエネルギーを持つ「えのぐ」、多声的な歌唱力を聞かせた風見くくさんなど、出演者の多様なスタイルが観客を魅了しました。
バーチャルならではの演出
バーチャルアイドルイベントならではの華やかなエフェクトは、パフォーマンスをさらに華やかに彩りました。
「Palette Project」や「épeler」などのアイドルたちは、ステージ上で衣装を変更し、そのたびに新しい魅力を披露しました。このように、新しい演出や変化を取り入れながら、観客とともに作り上げるライブ感が生まれたことは、特にバーチャルライブならではの楽しみでした。
次世代エンタメの象徴
特筆すべきは、人気アイドルグループ「iLiFE!」の参加。今回のイベントは「次世代のエンタメを創造する音楽祭」というテーマを掲げており、彼らの3Dパフォーマンスがその象徴となりました。
ステージを回って踊りながら代表曲である『アイドルライフスターターパック』を披露し、会場を沸かせました。
また、バーチャル化されたアイドルたちが、リアルのアイドルとも協演し、新たなエンターテインメントの幅を広げていく姿は、観客に強い感動を与えました。
事務所を超えた共演の魅力
「Life Like a Live!」シリーズならではの魅力は、異なる事務所から集まったアイドルたちのコラボレーションです。
特に、第一公演での総出演による「Life Like a Live!」の大合唱や、各公演でのシャッフルユニットの活躍は、各アイドルたちが新たな見せ方をする場となり、更なる盛り上がりを見せました。
追加公演の発表
イベントがクライマックスを迎えた後、追加公演「Life Like a Live!10+」の開催も発表されました。これは10月31日に行われる予定で、新たなメンバーも参加することが期待されています。
「Life Like a Live!10」の成功は、そのエンターテインメントの可能性を再確認させるものであり、今後がさらに楽しみです。
終わりに
今回のイベントは、バーチャル・エイベックスの手掛ける「Life Like a Live!」の未来への挑戦が明らかになりました。そして、このハロウィンがバーチャルアイドルエンターテインメントの新たな一歩となることを期待せずにはいられません。