2026年5月27日、京都市東山区の東大路通「清水道」に、株式会社フォーステックが製造したスマートゴミ箱「SmaGO」2台が設置され、運用がスタートしました。この取り組みは、音羽山清水寺と補陀洛山六波羅蜜寺の寄贈により実現しました。実際の設置場所は、日々観光客が行き交う清水道南行バス停付近で、設置には京都銀行の協力がありました。
「SmaGO」は、太陽光で稼働し、ゴミを約5分の1に圧縮する機能を搭載しています。さらに、ゴミの蓄積量を可視化することができ、これによりゴミの溢れを防ぎ、回収業務の効率化にも寄与します。この最新技術を用いたゴミ箱の導入は、京都市内の観光地をより快適に過ごすための一環であり、オーバーツーリズムによるゴミ問題の対策となることが期待されています。
新たに設置された「SmaGO」の導入により、京都市内ではこれで合計34台のスマートゴミ箱が稼働します。従来の街頭ゴミ容器からの取り換えにより、歩道のスペースを広く保ちながら、観光客がゴミを簡単に処理できる仕組みが整いました。
また、5月27日には、東山区総合庁舎でのお披露目式が執り行われ、京都市長から音羽山清水寺および六波羅蜜寺へ感謝状が授与されました。フォーステックの代表取締役社長、竹村陽平氏は、『観光地でのゴミ問題は、快適な旅行環境を保つために必要不可欠です。この取り組みを通じて、美しい京都を守る道を歩んでいきたい』と語っています。
今後もフォーステックは、観光地や街中でのゴミ回収環境を整備するために活動を続け、地域の皆様と共に持続可能な観光環境づくりを進める方針です。「SmaGO」は多くの他地域でも導入されており、例えば東京都の表参道エリアでは回収回数を約70%も削減、また大阪府の道頓堀エリアでは周辺のポイ捨てゴミを約90%削減するという実績があります。
「SmaGO」は見た目のデザインにも柔軟性があり、多様なデザインラッピングが可能です。地域の啓発活動としても機能し、環境意識の向上にも寄与しています。これに関連する効果としては、国連の持続可能な開発目標(SDGs)への貢献もあります。今後も「必要な場所に、必要な数のスマートゴミ箱を」という理念の下、地域と連携しながら、清掃問題の解決策を探求してまいります。最後に、私たちが日々利用する街をより良くし、美しさを保つための第一歩として、このスマートゴミ箱が大きな役割を果たすことを期待しています。私たち地域住民や観光客が、クリーンで快適な京都を楽しむために、この取り組みが末永く続いていくことを願ってやみません。