AI開発を加速する約1500名分の顔画像データセット「Qlean Dataset」新登場

新たなAI学習用データソリューション「Qlean Dataset」

Visual Bank株式会社は、研究や商業AI開発に向けた多様なデータソリューション、特に「Qlean Dataset」を提供しており、このたび約1500名分の顔画像を含む新しいデータセットを追加しました。このデータセットは、4種類のバリエーションから成り立っており、それぞれ特定のニーズや研究目的に応じた詳細な画像が収められています。

多彩なデータセットの特徴

新たに導入されたデータには、以下の4種類の顔画像データが含まれています：

1. 多国籍顔画像データセット（約110名を対象）：多国籍モデルの顔画像を、装飾品の有無や照明条件を変えて撮影したものです。
2. 日本人顔画像データセット（ver.1）（約200名を対象）：日本国内の男性101名、女性99名を含む、様々な角度や条件で撮影された画像です。
3. 日本人顔画像データセット（ver.2）（468名を対象）：幅広い年齢層をカバーした画像が含まれ、双生児データも収録されています。
4. 日本人顔画像データセット（ver.3）（762名を対象）：10代から70代までの多岐にわたる男女の画像が収められています。

これらのデータは、顔認識AIの多様性を強化し、バイアスを軽減するための重要な資材として機能します。また、各データセットは、顔認識モデルに必要な条件を考慮されて撮影されています。例えば、マスク装着時の画像を多数収録しており、実際の環境での性能向上に寄与するものです。

活用の幅を広げる「AIデータレシピ」

「Qlean Dataset」に含まれる「AIデータレシピ」は、商用利用が可能なオリジナルデータのラインナップです。利用者は、データを使う目的や要求に応じて、必要な素材を柔軟に組み合わせることができるため、スピーディーにAI開発を進めることができます。

このように、多様な条件下でのデータ収集を実現したことで、AI開発現場での負担を軽減し、迅速な開発を促進します。また、パートナーシップを通じて常にラインナップの拡充を図っており、今後の研究の成長を支える基盤を提供しています。