トラック整備の重要性を再認識!新部会が運送業界の未来を切り開く
2026年7月7日、株式会社船井総研サプライチェーンコンサルティングが主催する「ロジスティクスプロバイダー経営研究会」において、初の「トラック整備部会」が第1回例会を開催しました。運送業界が抱える深刻な整備士不足問題や修繕費高騰に対抗するための興味深い議題が取り上げられました。
部会設立の背景
トラックドライバー不足だけでなく、より深刻な問題として整備士の不足が指摘されています。多くの運送会社が依存する外部整備工場に頼るだけでは、修理費用が増加し、納期の延長が生じるため、稼働率が低下し経営に大きな影響を与えています。このような背景から、トラック整備に特化した専門部会の設立が急務とされています。この新設部会では、整備を単なるコストとして扱わず、安全性や収益性、人材育成を支える重要な経営基盤として再認識し、運送会社の持続可能な成長を支援することを目的としています。
例会のプログラム
1.
第一講座:利益率を高める整備強化のポイントと最新成功事例
講師:山口哲也(船井総研SC 整備チームリーダー)
運送業界の最新動向に基づき、自社整備強化の必要性と、そのための施策について解説しました。
2.
第二講座:情報交換会
参加企業それぞれの取り組みとして、効率的な運営方法や整備士の採用・育成方法について実例を共有しました。
3.
第三講座:特別ゲスト講座「整備はコストではない!増収増益を続ける山岸運送グループの車両・整備戦略」
講師:山岸一弥(山岸グループ代表取締役社長)
自社整備体制を構築することがいかに利益を生み出すのか、その具体的な実例を通して、車両や整備戦略の重要性が説かれました。
4.
第四講座:まとめ講座「整備力強化に向けて取り組むべきこと」
講師:三村信明(船井総研SCグループマネージャー)
当日の学びを整理し、実践につながるための重要ポイントが再確認されました。
今後の展望
トラック整備部会では、業績アップに向けた車両戦略や整備士の採用・育成のノウハウを体系化し、参加企業がそれぞれの現状に応じた自社整備機能を持つためのロードマップを作成していきます。特に、整備士の人材不足を解消し、効率的な運営を実現するための具体的施策を参加企業と共に探っていくことが求められています。
今後もこの部会を通じて、トラック整備の重要性を再認識し、運送業界全体の競争力を向上させる取り組みが期待されます。トラック整備の専門性を高めることで、安全で効率的な運営が実現し、業界全体の持続的な成長が促されるでしょう。