腸内細菌医療の挑戦
2026-08-21 16:32:00

腸内細菌研究で注目のメタジェンセラピューティクス、東京からの新たな挑戦

腸内細菌研究で注目のメタジェンセラピューティクス、東京からの新たな挑戦



メタジェンセラピューティクス株式会社が、東京都が主催する「SusHi Tech Global」において、2026年に発表された第5弾「SusHi Tech Global Startups」へ選定されました。このプログラムでは、優れた技術を持つスタートアップ企業に対し、グローバルな成長を支えるための多角的な支援が行われます。

「SusHi Tech Global」とは?



「SusHi Tech Global」は、東京都が優れた技術を持つスタートアップを見つけ出し、彼らのグローバルな成長を後押しするための取り組みです。選定企業には、事業戦略や資本戦略、人材育成などの課題に応じた支援プログラムが用意され、各企業はこれを活用して成長を目指します。今回選ばれた17社の中には、メタジェンセラピューティクスも名を連ね、累計で111社が参加していることは、東京エリアにおけるスタートアップの活力を示しています。

メタジェンセラピューティクスのビジョン



メタジェンセラピューティクスは、腸内細菌研究を基にした「医療サービス事業」と「創薬事業」を推進しています。
彼らの掲げるパーパスは、“マイクロバイオームサイエンスで患者さんの願いを叶え続ける”。そのために、腸内細菌叢移植(FMT)の社会実装を目指し、医療現場に新しい選択肢を提供しています。具体的には、潰瘍性大腸炎や消化器がん、パーキンソン病などの患者に向けた治療法の研究開発を進めており、内視鏡を使ったFMTの臨床研究や経口投与によるFMT薬の開発も行っています。

腸内細菌叢移植(FMT)の可能性



腸内細菌叢移植、略してFMTは、健康な人から得られる便を用いて、腸内にいる異常な細菌叢を正常なものに置き換える治療法です。この治療法は、特に炎症性腸疾患やがん、中枢神経系疾患に対する新たな治療選択肢を提示しています。メタジェンセラピューティクスは日本国内だけでなく、アメリカにおいてもFMTに関する臨床試験を実施しており、国際的な展開を目指しています。

企業概要



メタジェンセラピューティクスは、順天堂大学や慶應義塾大学、東京科学大学から生まれたベンチャー企業です。腸内細菌の社会実装を目指し、業界の規模を超えるソーシャルインパクトを生み出すことを使命としています。2020年に設立され、山形県鶴岡市に本社を置き、東京にもオフィスを構えています。新しい医療技術を通じて、世界中の患者さんに希望を届けることを目指して、これからも挑戦を続けていくことでしょう。

今後の展開



今後、メタジェンセラピューティクスはこのプログラムで得た支援を活用し、自社の事業体制を強化するだけでなく、日本独自の腸内細菌医療をグローバルな市場に展開していく計画です。この選定が企業の成長にどのように寄与するのか、今後の進展から目が離せません。


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