火災を科学で学ぶ
2025-03-21 14:50:30

科学的視点で火災を知ろう!「消防火災展」開催のお知らせ

科学的視点で火災を理解する「消防火災展」



東京都・北の丸公園に位置する科学技術館では、2025年3月24日から3月30日までの期間、非常に興味深い企画展「もっと知ろう!消防火災展」を開催します。この企画は、日常生活に潜む火災の危険性を科学の視点から理解し、火災が発生した際の正しい活動や対処法を学ぶことを目的としています。

イベントの概要



「消防火災展」は、2024年の「もっと知ろう!火災と消防」の続編として、進化した内容で開催されます。新たに加わるのはシミュレーション体験ができる展示物です。火災は私たちにとって非常に身近な問題であり、このような体験を通じて新しい知識を得ることができれば、非常に有意義な経験となるでしょう。

会期は毎日9時30分から16時50分まで、場所は科学技術館の4階E室特別会場です。入場に関しては、同館の通常入館料で閲覧できるため、気軽に足を運ぶことができます。

注目の展示内容



1. 燃えるために必要な要素


火が燃えるためには、燃料、酸素、そして熱の3つが欠かせません。この展示では、パズル形式でそれぞれの要素を見つけ出し、正しい組み合わせを整えて燃焼を実体験として学ぶことができます。成功すると、中央に設置されたランプが点灯します。

2. 天ぷら油火災の実際


多くの家庭で日常的に使用される天ぷら油について、万が一発火した際の危険性を実感できる展示です。鍋に水をかけることで炎が激しくなる様子を、大きなグラフィックで視覚化し、正しい対処法と危険性について認識を深めます。

3. 電気火災の理解


家庭での電気製品の増加に伴い、電気による火災も増加しています。過電流がどのように発熱し、火災を引き起こすかを、ニクロム線を用いた疑似装置を通じて体験します。

4. 煙の流れをシミュレーション


火災時の煙の流れを学ぶためのシミュレーション技術も展示され、実際の条件による煙の動きを推測する体験ができます。防災のための重要な知識を学ぶ良い機会です。

5. サーモカメラによる熱源確認


最後に、サーモカメラを使用した展示が実施されます。鎮火したと思われる火災でも、隠れた熱源が残っている場合があることを体感できます。この体験を通じた学びは、消防活動において非常に価値があります。

6. 防火服・耐熱服の実物展示


火災現場で使用される防火服や耐熱服を実際に見たり触れたりできる展示も行われます。これにより、消防士の視点を少しでも理解することが可能です。

7. スマートフォンを活用した火災シミュレーション


さらに、スマートフォンを使ったシミュレーション体験では、火災からの脱出や救助、原因解明、予防についてのストーリーが展開され、参加者はリアルな体験を通じて火災について学ぶことができます。

参加方法とアクセス


この「消防火災展」は、火災と防災に関する知識を深める良い機会です。ぜひ友人や家族と一緒にお楽しみください。なお、科学技術館へのアクセスは、東京メトロや都営地下鉄を利用して便利に訪れることができます。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。子どもから大人まで、皆さんで参加し、新しい知識を得る良いチャンスです。ぜひ、この機会を逃さずにお越しください!


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