2025年投資家アンケート結果発表!人気の配当株はどれ?
株式会社日経CNBCが、2025年に実施した「あなたの好きな配当株は?」というアンケートの結果が発表されました。調査は2025年の3月6日から10日にかけて、現役投資家144人を対象に実施され、その人気の理由や傾向が注目されています。
アンケート結果の概要
このアンケートでは、参加者に自身が推奨する配当株を企業名と証券コードで回答してもらいました。その結果、
日本たばこ産業(JT)が堂々の1位にランクインしました。その他にも多くの大手企業が上位に並んでおり、商社やメガバンクが人気を博しています。この詳細な結果は3月14日放送の「昼エクスプレス」で、日経CNBCの解説委員長・直居敦とキャスター・岡村友哉が語りました。
投資家から見る配当株の魅力
直居委員長は上位にランクインした企業群についてコメントし、最近の株価の下落に伴い、配当利回りが向上している点に注目しました。多くの大企業が3%以上の高配当利回りを実現しており、投資家にとっての配当株の魅力が再確認される形となっています。また、岡村キャスターはこの時期に配当株への注目が高まっている様子が見られ、特に3月決算期末が近づいていることも影響していると述べました。
上位12社の紹介
1.
日本たばこ産業(JT)
- コメントからは、景気の影響を受けにくい安定性が評価されており、高配当を機械的に再投資することで複利の効果を感じることができるとの意見も上がっています。また、タバコ以外の分野での事業展開も安心材料とされています。
2.
三菱商事
- バフェット氏推薦銘柄として注目されており、安定した利益をもたらす企業としての意義が強調されています。
3.
三井住友フィナンシャルグループ
- 購入後の株価上昇による利益はもちろん、定期預金の感覚で長期的に保有したいとの声があります。
4.
三菱HCキャピタル
- 株主を大切にする企業文化が評価されています。
5.
商船三井
- 高配当への期待の他、将来のクルーズ旅行という夢も持つ投資家が多いようです。
6.
トヨタ自動車
- 日本の代表的な企業としての信頼性が高く、長期保有を通じての安定した配当が魅力です。
7.
三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 流通量の多さと株価の安定性が評価されています。
8.
オリックス
- 多角的な事業展開がなされており、高い投資成功率を支持する声があります。
9.
日本郵船
- 国際物流の活性化が業績に良い影響を与えるとの予測が挙げられています。
10.
NTT
- 高安定性の配当と低い初期投資が心地よさを与えているようです。
11.
ソフトバンク
- 安定した配当に加え、キャピタルゲインも期待できる点が評価されています。
12.
イオンや
関西電力なども、個別のニーズに応える形で支持されており、それぞれの企業の特徴が多様性を持たせています。
まとめ
今回のアンケートは、2025年の投資家がどのような視点で配当株を選定しているかを示しており、配当の重要性が再認識される結果となりました。「日本たばこ産業」をはじめとする企業が、なぜ多くの投資家から選ばれているのか、そしてそれに伴う期待感を既存の情報とともにぜひとも考えてみてはいかがでしょうか。日経CNBCでは今後も、投資家に役立つ情報を提供していきます。