生口島で新しい観光体験を!
2025年3月1日(土)から、しまなみ海道の生口島で新しい観光スタイルが始まります。WHILL株式会社が提供する免許不要の近距離モビリティ「WHILL(ウィル)」を利用したレンタルサービスがスタート。これにより、自転車に乗ることが苦手な人や体力に自信がない方でも、快適に島内を巡ることができるようになります。
ウィルの魅力とは
生口島はしまなみ海道に位置し、多くの観光スポットが点在する美しい島です。これまで、自転車を利用することで観光するスタイルが主流でしたが、ウィルの導入により新しい選択肢が増えました。このスクーター型のモビリティは、歩道を走行できるため、安心して移動できるのが特徴です。
利用者は、ハンドル付きのウィルを操作しながら、まるで自転車のように観光を楽しむことができます。また、ウィルは電磁ブレーキを搭載しており、丘陵地などの勾配でも安心して移動が可能です。これにより、散策を楽しむ時間がより豊かになります。
散策スタイルのインクルーシブ化
ウィルの導入によって、老若男女を問わず誰でも散策を楽しむことができるインクルーシブな社会を目指します。体力に自信がない高齢者や、歩行が困難な方でも、周囲の風景を楽しみながらゆったりとしたペースで生口島を楽しむことが可能です。
生口島には、歴史ある「耕山寺」や美しい景色が広がる「高根大橋」など、多様な名所があります。ウィルでの散策中に、これらのスポットに立ち寄ることで、島の魅力をより深く味わうことができるでしょう。
利用の流れ
ウィルを利用するには、まずしまなみロマンでの申し込みが必要です。利用者は、契約書に必要事項を記入し、規約に同意することで利用が開始されます。利用時間は3時間までの短時間利用が1,300円(税込)、1日利用が2,000円(税込)です。利用後には、返却時のチェックも行い、安全に利用できるよう配慮されています。
これからも広がる観光の可能性
WHILL社は、国内外からの観光客が増える中で、広島県の訪問者にとってもウィルが快適で簡単に利用できる移動手段であるよう努めています。今後も、インクルーシブな観光の形を模索し続け、すべての人が気軽に観光を楽しむことができる環境を提供します。
まとめ
生口島でのウィルのレンタルサービスは、観光の新しい風を吹き込む存在となることでしょう。免許なしで手軽に利用できるこのモビリティが、あなたの散策体験を一層魅力的なものにしてくれます。ぜひ、この機会に生口島の美しい自然や文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。