地域研究力強化
2025-10-27 01:32:45

岡山大学と信州大学が協力して地域の研究力を強化するシンポジウムを開催

岡山大学と信州大学の連携シンポジウム開催



2025年10月27日、岡山大学は信州大学との共催により「第2回信州大学-岡山大学連携シンポジウム」を、信州大学のアクア・リジェネレーション共創研究センターで行いました。このシンポジウムは、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に選ばれた両大学が、研究の組織戦略や課題を共有し、今後の連携の強化を目指す目的で開催されたものです。

シンポジウムの趣旨



シンポジウムには金沢大学の研究者も参加し、計30人以上が一堂に会しました。信州大学の中村宗一郎学長が冒頭で挨拶を行い、「日本の心臓部である信州から、研究の力をもっと社会貢献活動に転換していく」と意気込みを示しました。続いて、杉原伸宏副学長と手嶋勝弥機構長が、研究群の進展やアクア・リジェネレーション機構の運営体制について発表。これにより、信州大学の研究拠点の設立経緯や課題を具体的に紹介しました。

本学からは河本雅紀副機構長と山本聖二課長が岡山大学の研究拠点について説明し、特に今後の展望に焦点を当てて話しました。また、金沢大学からも中村慎一理事と米田隆研究所所長が文理融合による観光科学の新しいアプローチについて言及しました。

ラウンドテーブルセッション



シンポジウムの後半では、参加者同士の意見交換が行われ、信州大学の土井達也准教授がファシリテーターを務めました。討論では、強みを活かした研究拠点の形成や若手研究者の育成、さらには「研究支援組織のあり方」について活発な意見が交わされました。

今後の展望



岡山大学は、今回のシンポジウムで得られた知見を活かし、研究組織の強化と今後の連携を推進します。次世代を担う研究者の育成にも注力し、J-PEAKSを通じて革新的な研究成果を生み出し続けることを宣言しました。

那須保友学長は「互いにできることは協力し合い、更なる研究への挑戦を共に進める」と述べ、未来を見据えた活動の重要性を強調しました。今後も信州大学や金沢大学と密に連携し、地域と社会の発展に寄与する研究に邁進していく予定です。

最後に



岡山大学と信州大学の取り組みは、地域社会における研究の重要性を再確認させるものであり、特に若手研究者の育成は未来に向けた貴重な投資です。今後の活動にぜひご期待ください。


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