AI Bricolage Session – Season 2がスタート
2025年11月28日(金)に、デジタルハリウッド大学で「AI Bricolage(ブリコラージュ) Session – Season 2」が始まります。このセミナーは、アニメ監督として名高い神山健治氏をゲストに迎え、「シナリオから映像への共創」をテーマに展開される第1回目のセッションです。具体的には、映画制作における物語構想から映像表現まで、AI(人工知能)がもたらす新たな創作プロセスの変化やそれに伴う境界条件について議論します。
セミナーの目的
近年、生成AIなどの人工知能技術は飛躍的に進化し、様々な分野に影響を与えています。しかし、これらの技術がクリエイティブな創作活動やその背後にある価値観にどのように作用するかについては、まだまだ多くの疑問が残されています。本セッションでは、映画監督・脚本家・音楽家・研究者らの立場から、「AIは創作活動にどんな意味を持つのか?」という根源的な問いを掘り下げます。
1st session 詳細
- - 日時:2025年11月28日(金)19:00 - 21:30
- - 会場:デジタルハリウッド大学 駿河台ホール
- - 参加費:2,000円(税込)
- - 定員:50名
- - 申し込みリンク:こちらから
ゲストプロフィール
神山健治(かみやまけんじ)は、1966年生まれ、埼玉県秩父市出身のアニメ監督・脚本家・演出家です。代表作に『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズや『東のエデン』があり、最近では『ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い』の監督も務めました。彼の豊富な経験と視点が、セッションを一層引き立てること間違いありません。
セミナーの特徴
本セッションでは、実践と理論の交差点を追求し、AIを実際にクリエイティブプロセスに導入している専門家が、その体験や考察を共有します。AIとの共存を前提にしつつ、従来の創作活動の限界や倫理的な課題にも焦点を当て、視野を広げる機会となります。
シリーズ開催概要
このセミナーは全5回にわたるシリーズの第1弾となり、隔月で行われる予定です。続いて、AIが描く創造の未来や、音楽、ビジュアルアートにおけるAI活用の実例が次々と議論される予定です。
- - 第2回:2026年1月 - 「創造の再定義とAI」
- - 第3回:2026年3月 - 「音楽の未来の共鳴」
- - 第4回:2026年5月 - 「ビジュアルアートとAIとの対話」
- - 第5回:2026年7月 - 「未来創作の逆理」
このシリーズを通じて、AIと人間の創作が織りなす新たな関係性について考察し、未来のクリエイティブ活動の在り方を模索する貴重な機会となります。
お問い合わせ先
セッションに関する詳細や申し込みについて、興味のある方は以下のメールアドレスまたはリンクからお気軽にお問い合わせください。
まとめ
デジタルハリウッド大学大学院が主催する「AI Bricolage Session – Season 2」を通じて、AIがどのようにクリエイティブな世界を変えていくのか、一緒に考えていきましょう。多様な専門家の意見を交えた議論は、新しい視点を見つける手助けになることでしょう。