「Happy with Autism」プロジェクトサイトのオープン
東京都自閉症協会が新しく立ち上げたプロジェクトサイト「Happy with Autism」が、3月12日にオープンしました。このサイトは、自閉スペクトラム症に対する理解を深め、「自閉スペクトラム症のまま幸せ」というコンセプトのもと、自閉症当事者やその家族のリアルな声を発信するためのプラットフォームです。
世界自閉症啓発デーとは
国連が定める「世界自閉症啓発デー」は毎年4月2日に行われ、この日を通じて自閉症に対する認識を高めることを目的としています。東京都自閉症協会は、2013年から一般社団法人Get in touchと協力して、「Warm Blue」というテーマのもと、東京全体を青色で染め上げる活動を続けてきました。これには、青いライトアップやデコレーションのほか、渋谷の交差点が青く装飾されたり、著名な馬のハチ公も青くライトアップされるなど、多様な形式のブルーアクションが含まれています。
ブルーアクションの活動
2021年から2025年までは、コロナ禍による制限から、多くの活動が自粛される中で、公式YouTubeチャンネルを通じて、各団体や企業のブルーアクションを継続的に紹介するオンライン生番組が実施されてきました。この取り組みによって、多くの人々が自閉症への理解を深める機会が提供されています。さらに、「Blue Artコンテスト」を活用して、SNS上でも自閉症に対する意識を高める活動が進められています。
プロジェクトサイトの内容
「Happy with Autism」プロジェクトサイトでは、これまでのブルーアクションのアーカイブをはじめ、貴重なブルー写真やブルーアートの展示が行われる予定です。さらに、オンライン生配信や、自閉症についての様々なリソースが一堂に集まる「自閉症啓発デー博物館」としての役割を果たすことを目指しています。加えて、12人の自閉スペクトラム症当事者の生の声を集めたショートムービーのロングバージョンも公開される予定です。
自閉症への理解を深めるために
自閉スペクトラム症は、認知や感覚の違いから日常生活において困難を抱えることが多いですが、必ずしも「不幸」を意味するわけではありません。このプロジェクトを通じて、自閉スペクトラム症の良い部分や可能性についても知ってもらいたいと考えています。「Happy with Autism」は、共に生きる社会を模索する取り組みとして、自閉症の理解を広げるための重要な役割を果たすでしょう。
参加者が直接関わり、自閉症について考える良いきっかけになるこのサイトに、多くの方々がアクセスされることを期待しています。
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人 東京都自閉症協会
TEL: 03-6907-3531(受付時間:月火木金 の午前11時〜午後3時)
Mail:
[email protected]