書店文化の魅力を語る「BOTTOブックトーク」
令和8年2月23日、豊かな書籍文化を育む高槻市で特別なイベントが開催される。名うての文筆家、松浦弥太郎さんとモデル・エッセイストの高山都さんをゲストに迎えた「BOTTOブックトーク」が、それだ。このイベントは、高槻城公園芸術文化劇場 南館 サンユレックホールにて行われ、開場は13時30分、開演は14時からとなっている。
このイベントは、高槻市と市内の書店が連携して実施している「BOTTOブックスキャンペーン」の一環として開催される。キャンペーンの主な目的は、書店の魅力を広め、訪れる人々に新たな書籍との出会いを提供することだ。申し込みは、令和8年1月18日まで受け付けており、抽選で150名の参加者を募っている。
松浦弥太郎さんは、「暮らしの手帖」の前編集長を務めた経歴があり、自らも書店を運営する文筆家である。彼は、読者が書店で出会う本によって人生が変わる可能性があると信じている。一方、高山都さんは、Instagramでのフォロワー数が約29万人を誇り、等身大のライフスタイルや気になることを綴るエッセイが多くの読者の心を掴んでいる。彼女の魅力は、その日常をリアルに描くことであり、多くの人々から共感を呼んでいる。
イベントでは、両名が高槻市の濱田剛史市長や参加書店の書店員と共に、「BOTTOブックスキャンペーン」における各書店の“推し本”について論じ、書店訪問の楽しみ方についても深く掘り下げていく。これにより、参加者はただの読書以上に、書店が持つ知的な空間の魅力を再発見し、豊かな文の世界で没頭するきっかけを得ることができるだろう。
また、このイベント後には高槻市のYouTubeチャンネルでアーカイブ配信も予定しているため、参加できなかった方も後から視聴することができる。この機会に、高槻という地域の書店文化に応援を送ることができるのは、地域社会にとって非常に価値のある機会だろう。
さらに、現在進行中の「BOTTOブックスキャンペーン」についてもぜひ参加したい。参加書店ではそれぞれが選んだ“推し本”を紹介していて、店頭に掲示されたQRコードを読み取ることで投票できる仕組みも整っている。抽選で「BOTTOブックス・オリジナルブックマーカー」がプレゼントされるチャンスもあるため、ぜひこの機会を利用して、お気に入りの一冊を見つけてほしい。
書店が持つ素晴らしい魅力を再発見し、心に残る体験を得るにはうってつけのイベントだ。高槻の「本のまち」ならではの文化をお楽しみいただける「BOTTOブックトーク」。多くの本好きたちが集まるこの日に、どうぞふるってご参加いただきたい。
詳細は、BOTTOたかつき公式ホームページにて確認できるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。高槻市の観光プロモーション「BOTTOたかつき」の取り組みの一環として、地域に根ざした魅力を感じられるイベントにぜひ参加して、書店文化の深さを体感してみてはいかがでしょうか。