流通量僅か0.7%の幻の山形牛がクラファンで快挙達成
東京都調布市にある西都食肉販売有限会社が、特別な牛肉「雪降り和牛尾花沢」の販売を目的としたクラウドファンディングプロジェクトを開始し、わずか1時間で目標金額を達成するという快挙を成し遂げました。この精肉店は2027年に創業100年を迎える老舗で、特に市場での流通量が0.7%とされる幻の山形牛を扱っています。
クラウドファンディングの背景
創業から99年間、顧客との信頼関係を築き、真心を持って商品を提供してきた西都食肉販売。この度のプロジェクトは、変化の激しい状況の中でも新たな挑戦をすることで、ブランドの価値をさらに高めることが目的です。代表の田辺雄一氏は、クラウドファンディングを通じて対面販売以外にも新たな顧客層を開拓したいと考えています。
商品の魅力
プロジェクトの目玉として提供される「雪降り和牛肉肉しいハンバーグ」と「雪降り和牛尾花沢一頭盛り合わせ」は、普通では味わえない贅沢さを提供します。特に、雪降り和牛のハンバーグは3種類の肉感と味を楽しむことができ、付属の山形牛ハンバーグとの食べ比べも嬉しいポイントです。また、一頭盛り合わせでは、16種類の異なる部位を用意し、市場では手に入らない希少部位も楽しむことが可能です。これらの商品は、家庭での焼肉やバーベキューの場を盛り上げること間違いなしです。
幻の山形牛、雪降り和牛とは
「雪降り和牛尾花沢」とは、特定のブリーディング基準を満たした未経産雌の牛から生まれる和牛です。その特徴として、肉質の柔らかさと、細かいサシの入り方が挙げられます。お肉を口にした瞬間、まるで粉雪のように溶ける感覚が広がり、肉の旨味がしっかりと感じられます。
この牛肉は、長期に渡って育てられるため、その育成には時間と愛情が注がれています。生産者は、味や質にこだわり、ただ見た目や重さだけではなく、深い味わいを求めて育てています。このような高い基準を持つ和牛だからこそ、一般的な肉牛よりも高価ですが、その価値は十分にあります。
西都食肉販売の挑戦
西都食肉販売有限会社は1927年に設立され、多くのお客様に長年にわたって愛されてきました。初代は牛の飼い手として仕事を始め、時代と共に精肉店へと進化を遂げました。現在は、対面販売、外食卸業務、通販と多角的に展開しています。
近年、お肉屋さんの役割は変化し続けていますが、西都食肉販売では、厚い信頼のもと、品質を優先した商品の提供を続けています。平均年齢30代の若い精肉店スタッフが集うチームは、この仕事が楽しいと感じ、さらなる成長と進化を目指しています。
まとめ
このプロジェクトは、西都食肉販売の新しい挑戦であり、多くの方に愛されるきっかけともなるでしょう。これからも、彼らの情熱と誇りをもって、お肉の素晴らしさを伝える活動が続くことを期待しています。ぜひ、Makuakeプロジェクトに参加し、幻の山形牛「雪降り和牛尾花沢」の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。