宝塚元トップスターと歌舞伎の若手が共演する朗読劇を神戸で開催！

朗読劇『私をドルシネアと呼んだ男』が神戸に登場！

2026年1月30日、神戸市の西神中央ホールで、朗読劇『私をドルシネアと呼んだ男』が開催されます。この作品は、スペインの文学の巨匠ミゲル・デ・セルバンテスによる名作『ドン・キホーテ』を元に、ドルシネアの視点で新たに構築された物語です。演出は戸部和久氏が担当し、豪華なキャスト布陣が作品を彩ります。

豪華キャストが集結！

主演には、宝塚歌劇団の元星組トップスターである鳳蘭氏と、歌舞伎界からの才媛である尾上右近氏が名を連ねています。鳳蘭氏は、花のふるさと物語でデビュー以来、日本のミュージカル界を代表するエンターテイナーとして活躍。主演を務めることで、ドルシネア役を通じて新たな魅力を披露します。一方、尾上右近氏は、歌舞伎界の新星として注目を浴び、多岐にわたる活動を展開している実力派です。

音楽には、フラメンコギターの第一人者であるICCOU氏が参加。彼の前衛的な音楽スタイルは、作品に一層の深みを与えます。全出演者がそれぞれの技術を駆使し、一期一会の舞台を創り上げます。

新たな視点で描く『ドン・キホーテ』

本作は、ドン・キホーテの視点ではなく、彼に多大な影響を与えたアルドンザ、すなわちドルシネアの視点から物語が描かれます。理想と現実が交錯する中で、彼女の心の葛藤や成長が描かれ、原作に新たな命を吹き込みます。

『ドン・キホーテ』は400年以上もの間、多くの人々に愛されてきた作品です。この朗読劇では、彼の気高い理想に共感しながらも、その影に隠された人々の物語に新たな光を当てます。