現場DXの加速
2025-12-12 09:35:09

MODEとベイシスが業務提携、現場DXを加速する新たな連携とは

シリコンバレー発のスタートアップ、MODE, Inc.(以下、MODE)と、インフラテック事業を展開するベイシス株式会社(以下、ベイシス)が、業務提携を結びました。この提携により、現場エンジニアリング領域におけるIoTとデータ統合の新たな連携体制が整備されることとなります。

提携の背景



MODEは、建設や製造、物流など様々な業界での現場データの一元管理を実現する「BizStack」を展開しています。このソリューションは、リアルタイムのデータを集約し、AIを駆使した効率的な運用を提供するものです。一方で、ベイシスは、全国規模でのパートナーシップネットワークを持ち、IoTエンジニアリングサービスの提供と施工管理SaaS「BLAS」の運用を行っています。

この業務提携により、両社は次のような分野での連携を進めていきます。

1. デリバリー連携


MODEが提供するIoTデバイスの現場での設置、キッティング、検査業務などをベイシスが担当。これによりスムーズな導入が可能となります。

2. ロジスティクス支援


調達から納品、在庫管理までをベイシスが担い、異なる拠点における迅速な展開の実現を目指します。

3. プロダクト連携


BizStackとBLASがAPIで連携し、施工から点検・保守に至るまでの業務を一元化。これにより、業務の効率化を図ります。

4. 現場保守支援


両社のシステムを融合させ、スマート保安と保守の共同推進を行います。

5. 市場開拓と事例化


大規模なプロジェクトや全国展開に向けた新しい案件を創出し、導入事例についても広報連携を図ります。

今後の展望



今後、両社は特定顧客へのパイロットプロジェクト(PoC)から商業展開へと進み、共同で提案パッケージを開発する予定です。さらに、技術連携を深化させることで、現場での保守や点検業務の自動化とコスト最適化を果たすことを目指します。

BizStackとBLASの紹介



BizStackは、現場のリアルタイムデータを集約し、AIに基づいた操作で業務の効率化や安全性を向上させるソリューションです。

BLASは、ベイシスが開発した現場作業DXのためのクラウドサービスで、データ管理や記録業務をシステム化し、生産性を高めるものです。

会社概要



ベイシス株式会社
代表:吉村 公孝
所在地:東京都港区芝公園2-4-1
設立:2000年7月
事業内容:インフラテックおよび「BLAS」の開発・提供
URL: ベイシス

MODE, Inc.
代表:上田 学
所在地:アメリカ・カリフォルニア州サンマテオ
設立:2014年7月
事業内容:データ統合ソリューション「BizStack」の開発・提供
URL: MODE

今回の提携を機に、両社はさらなる現場DXの推進に向けた取り組みを強化していくことが期待されます。


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