未活用カカオの価値化
2026-10-22 11:43:50

未活用カカオの価値化を目指す!明治がCOP31に出展します

持続可能なカカオ生産の未来を見据えた取り組み



2026年11月9日から20日までトルコのアンタルヤで開催される国連気候変動枠組条約第31回締約国会議、通称COP31において、株式会社明治が「ジャパン・パビリオン」のバーチャル展示に参加します。このイベントでは、「カカオバイオプラスチック」、「カカオセラミド」、そして「アグロフォレストリー」といった新たな取り組みを通じ、カカオ未活用部位の価値化を目指す循環型カカオバリューチェーンの構築について紹介します。

循環型カカオバリューチェーンとは



この新たな価値創造のモデルは、これまで十分に利用されてこなかったカカオの部位、特に種皮に着目し、その価値を最大限に引き出すものです。

たとえば、カカオの種皮を利用した「カカオバイオプラスチック」は、環境に優しい樹脂素材であり、石油プラスチックに比べてCO2排出量を30〜40%削減できます。また、「カカオセラミド」は、カカオの種皮から抽出した保湿成分で、美容や食品の分野で活用が進められています。これらの取り組みを通じて、カカオ生産者への利益還元を図り、持続可能なカカオ生産の実現を目指しています。

アグロフォレストリーによる生態系の保全



加えて「アグロフォレストリー」と呼ばれる農法を導入し、樹木と農作物を共生させることで、気候変動に対応した持続可能なカカオ生産を実現します。この手法は、土壌の長期的利用と森林保全を促進します。実際に、明治は2006年からカカオ農家を支援する「メイジ・カカオ・サポート」を展開しており、特にガーナ共和国の農家にアグロフォレストリーを普及させる取り組みを進めています。

ステークホルダーとの連携



明治は、カカオ産業のステークホルダーと協力し、未利用資源の活用を進めることにより、カカオ生産者の収入向上に貢献しています。特に、ガーナ共和国では、持続可能なカカオ産業の発展に向けた協力意向書も締結されており、今後もさらなる連携を深めていく予定です。また、カカオ未利用部位を用いたバイオプラスチック製造モデルの国際展開に向けた可能性も評価されています。

COP31でのバーチャル展示



COP31の「ジャパン・パビリオン」では、日本の優れた技術や取り組みが展示され、明治のバーチャル展示もその一環として位置付けられています。「Solutions to the World」というテーマのもと、気候変動問題への解決策が提案される中で、明治のカカオに関する取り組みが国際的に認知されることを期待しています。

公式ウェブサイトにてバーチャル展示も体験でき、明治が目指す循環型カカオバリューチェーンの全貌を知る絶好の機会です。

明治が持続可能なカカオ生産を実現し、未活用部位の価値を引き出す取り組みは、今後のカカオ産業にとって大きな一歩となるでしょう。今後も、明治はこの循環型モデルの構築に向けて努力を続ける姿勢を示していきます。


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