新たなAI導入支援プログラムの概要
株式会社メディアインキュベートは、6月8日に新しい産業別のAI導入支援プログラムを発表しました。このプログラムは、ビジネス現場の課題を利用してAI技術を駆使し、持続可能な成長を実現することを目的としています。近年、企業は生産性向上や効率化を求めており、特に現場で働く職員が抱える課題を解消する重要性が増しています。
プログラム開始の背景
導入支援プログラムは、実際に各業界の社長やCXO、幹部人材と連携しながら展開され、これまで実施した60社以上のメディア支援に基づいています。これまでの取り組みから、業界を問わず多く寄せられた「書類作成業務に追われ、本来の仕事に集中できない」といった声が共通の課題として浮かび上がりました。このような背景から、現場が本来の業務に取り組むための環境づくりが必要です。
共創型価値創造サイクルとは
このプログラムでは、共創型価値創造サイクルを基盤に、次の5つの段階を踏んで進めていきます。
1.
共創型課題抽出:現場の方々とともに裏に隠れた本質的な課題を見出す段階です。
2.
共創型顧客開拓:顧客との共同開発を通じて、解決策を実現する段階です。
3.
共創型関係構築:ステークホルダーとの持続的な関係を築く段階で、改善サイクルを確立します。
4.
共創型成長支援:効果測定と改善を行い、組織全体の成長を支援する段階です。
5.
共創型後進育成:得られた知見を次世代に伝える段階です。
このサイクル内でAIを戦略的に活用することで、業務の効率化と新たな価値創造を目指します。
取り組む産業と支援内容
本プログラムでは、以下の産業を対象に具体的な支援を行います。
- - 生活・社会基盤系:建設業、不動産、物流などの業界で現場の効率化と安全性向上を支援。
- - 医療・健康・美容系:医療、介護、美容業界において、顧客との対話に多くの時間をさける環境をサポート。
- - ものづくり・技術系:製造や研究業界で、品質向上と革新に集中できる体制構築を支援。
- - サービス・体験系:飲食、小売、観光業界で、顧客体験向上を追求します。
また、文化・クリエイティブ系、教育・人材系、金融など様々な業界への支援も展開します。
3つのサービスの統合活用
メディアインキュベートは、下記の3つのサービスを組み合わせて、より広範な支援を実現します。
- - 『AIBizImpact』:AI導入に特化したコンサルティングサービス。
- - 『JV Impact Partners』:ジョイントベンチャー創出に特化した専門サービス。
- - 『M&Aバイサイドパートナーズ』:買い手視点のM&A支援を行います。
これによって、各産業が直面する課題に最適なアプローチを提供し、革新的な成長を促します。
経営者からのメッセージ
代表取締役の浜崎正己は、「私たちは、様々な業界の現場で働く方々が本来の業務に専念できる環境を創ることが産業の持続的発展につながると考えています。AIはその手助けをする力強いツールですが、技術だけでは不十分。現場との協働でこそ、真の価値が生まれるのです」と述べています。
プログラムの進行方法
プログラムは以下の4ステップで進行します。
1. カジュアルな面談を通じて、特有の課題や意見を交換します。
2. 現場訪問を行い、実地での課題を体験します。
3. 共創ワークショップで、現場のメンバーとアイデアを出し合います。
4. 導入計画を策定し、実施に移ります。
このプロセスを経て、現場の声を活かしながら、実効性のある支援を提供してまいります。
お問い合わせ
このプログラムに関するお問い合わせは、メールまたはLINEでお気軽にどうぞ。
会社概要
- - 会社名:株式会社メディアインキュベート
- - 設立:2016年3月30日
- - 代表取締役:浜崎正己
- - 所在地:東京都新宿区市谷砂土原町3丁目4-1
- - 事業内容:各種支援事業
- - URL:media-incubate.com