ハグと夫婦の絆
毎年8月9日は「ハグの日」として知られています。この日を前にして、日本ロマンチスト協会が行った「ハグに関する実態調査」から、夫婦の間のハグについての興味深いデータが明らかになりました。調査によれば、なんと38.3%の既婚者が「この1年、配偶者と一度もハグをしなかった」と回答しました。つまり、約4割ものカップルが長い間、愛情表現の一環としてのハグを避けている実態が浮かび上がってきました。
ハグをしたい気持ち
一方で、調査結果によると、約3割(29.3%)は「もっとハグをしたい」と思っていることが分かりました。具体的には「本当はもっとしたい」と答えた人が13.0%、また「今より少し増やしたい」が16.3%という結果でした。このことは、実際にはハグをしたいという思いを抱きながらも、環境や状況によって実行に移せていない人々が多いことを示唆しています。
ハグが減る理由
さて、ではなぜ多くの夫婦がハグをしなくなってしまったのでしょうか。調査の中で「ハグが減った理由」として最も多く挙げられたのが「出産や育児が始まってから」で、17.3%の人がこの理由を選びました。つまり、赤ちゃんや子供を育てることで、親としての役割を担うため、夫婦の時間が少なくなり、愛情表現が減少してしまっていると考えられます。
男女のハグに対する意識の違い
さらに興味深いのは、ハグを増やしたいという気持ちの男女差です。男性は36.0%が「増やしたい」と答えたのに対し、女性は22.7%でした。その一方で、「減らしたい・もうしたくない」と答えたのは、男性24.7%に対して女性は38.7%でした。この結果から、既婚女性は一度結婚や育児を経ることで、ハグに対する意識が変化する傾向があることが見えてきます。
ハグの効能
ハグの重要性とその効能についても忘れてはいけません。ハグは心と体に良い影響を与えることが、多くの研究から示されています。たとえば、アメリカのカーネギーメロン大学の研究によれば、日常的にハグを受ける人はストレス下での風邪感染リスクが低いとされています。そのため、夫婦同士でのハグは精神的な健康にも寄与するのです。
ハグの大切さを再認識する日
日本ロマンチスト協会は、今回の調査を受けて「ぎゅっと抱きしめよう」というキャンペーンを推進しています。8月9日の「ハグの日」をきっかけに、結婚や育児で失ってしまったふれあいの時間を取り戻すことができるかもしれません。この日は、特に大切な人と20秒だけでもハグをしてみることを提案します。ハグをすることで心が温まり、夫婦の絆も深まるのではないでしょうか。
まとめ
調査から見えた事実は、ハグを減少させる要因が多々あることですが、結婚や育児を通じて愛情を示す手段としてのハグは決して無くなってはいないということです。大切なのは、意識的にその機会を設けることです。ぜひこの「ハグの日」を心の中に留め、日常の中で抱きしめ合うことの大切さを再確認していきましょう。