進化した生成AIチャット型BI「imprai ezBI」Ver1.1
AI・DXソリューションを提供するHOUSEI株式会社が、生成AIによるチャット型ビジネスインテリジェンスツール「imprai ezBI」の最新版Ver1.1をリリースしました。この最新バージョンは、非エンジニアでも使いやすい設計がさらに強化され、AIとチャット機能を活用することで現場のデータ活用を一層加速させます。
新たに加わった主要機能
Ver1.1では、4つの重要な新機能が追加され、ユーザー体験を向上させています。ここではその中から特に注目の機能を紹介しましょう。
1. CSV取込機能の強化
ユーザー自身が簡単にCSVファイルをアップロードできる新機能が実装されました。この機能により、社内で管理している顧客情報や売上データ、アンケート結果など、さまざまなデータソースをスムーズに取り込むことが可能です。定型フォーマットに限らず、柔軟なレイアウトにも対応しているため、より多様なデータを自在に活用できます。
2. 新たなチャートバリエーション「レーダーチャート」
従来の棒グラフや円グラフ、折れ線グラフに加え、複数項目を比較するのに最適な「レーダーチャート」が新たに追加されました。これにより、データの可視化がより多角的な視点から可能となり、バランス分析に役立ちます。
3. 2軸グラフの対応
今まで1軸に限定されていたグラフ機能が2軸表示に対応したことで、異なる指標を同時に比較することができるようになりました。これにより、より複雑なデータ分析が可能になり、経営の意思決定をサポートします。
4. 深層質問機能(LLM連携)
この新機能は、グラフ上のデータポイントをクリックするだけで、AIが自動で「次に注目すべき分析視点」や「深掘りすべき問い」を提案します。大規模言語モデル(LLM)との連携により、ユーザーの分析作業をより直感的かつ高度にサポートしてくれます。
「imprai ezBI」とは
「imprai ezBI」は、従来の生成AIローコード開発プラットフォーム「imprai」から独立した新サービスです。このツールは、企業の販売情報や会計情報をAIエージェントと連携させ、リアルタイムでデータ分析をチャット形式で行うことができます。これにより、ユーザーはより身近にデータを活用できるようになります。
実際の活用例
このツールは、財務データを基にした経営分析や、複数の販売チャネルからの売上データ分析、過去の傾向を基にした資源の最適化など、さまざまなビジネスシーンでの活用が期待できます。特に、複雑なデータを比較し、効率的に策略を立てられる点で評価されています。
会社概要
HOUSEI株式会社は、東京都新宿区に本社を構え、1996年に設立以来、DXを実現するためのさまざまな事業を展開しています。メディア向けの事業からプロフェッショナルサービス、製品開発まで多岐にわたり、日本のDX化に貢献しています。
新たに実装された「imprai ezBI」Ver1.1は、AIを中心とした効率的なデータ分析を提供し、多くのビジネスシーンでの意思決定をサポートする力強いツールとなるでしょう。これからのデータ活用の新たな基準として、多くの企業が注目しています。