沖縄からのエンタメの未来を探るイベント「X BORDER 2025」
2025年7月20日に沖縄コンベンションセンターで開催された「X BORDER 2025」。このイベントは、IPエンターテインメントビジネスを行うXBP株式会社が主催し、沖縄から新たな文化やエンターテインメントを発信することを目的としています。
多彩なステージで魅せた音楽と映像の饗宴
劇場棟では、沖縄のHIP-HOPシーンを牽引するラッパーのRITTOさんや、SNSで人気のRin音さん、yamaさんが登場し、音楽ライブ『X Live』が開催されました。特にRin音さんは代表曲の「snow jam」や新アルバムからの曲を披露し、観客を魅了しました。yamaさんも次々とヒット曲をパフォーマンスし、会場は熱狂に包まれました。
また、才能ある若手クリエイターの作品を発掘するための「Creator Award」も同時に開催し、作品部門のグランプリには賞金300万円が贈呈されました。このコンペティションには340を超える作品が集まり、質の高さが審査員からも絶賛されました。
格闘技の新たな魅力を体験
展示棟では、ブラジリアン柔術の新たなプロフェッショナルシリーズ「EDGE BJJ PRO CHAMPIONSHIP」と、総合格闘技の父・佐山聡さんが提唱する新競技「アルティメットシューティング」の試合が行われました。熱い戦いが展開され、会場は興奮の渦に包まれました。特にアルティメットシューティングは全局面で打撃が認められるルールで、観客はその迫力に目を奪われました。
未来のエンタメを語るトークセッション
「X Talk」ステージでは、エンターテインメント業界の著名人が集結し、トークセッションが行われました。このセッションでは日本のコンテンツビジネスの未来や、グローバル展開についての熱い議論が繰り広げられました。特に川原卓巳さんと西島数博さんの対談では、エンタメの現在地について語られ、観客はその深いメッセージに感銘を受けていました。
エンタメの未来を担うクリエイターの支援
「Creator Award」では、若手クリエイターが新たなキャラクターを生み出す「X-VERSE HERO部門」も設けられ、大いに盛り上がりました。受賞者である桐本絵梨花さんは、スタッフへの感謝の意を述べ、今後の活躍を誓いました。
このように「X BORDER 2025」は豊かなコンテンツを発信し、多様な才能を持つクリエイターやアーティストが集結する場として多くの人々に感動を与えました。イベントは大盛況のうちに幕を閉じ、沖縄から新たなエンタメの未来を切り開く重要な一歩となりました。
概要
- - 名称:X BORDER 2025
- - 会期:2025年7月20日(日)
- - 開催場所:沖縄コンベンションセンター
- - 主催:XBP株式会社
次回の開催にも期待が高まる中、沖縄の地から新たなエンタメの魅力を世界に発信し続ける「X BORDER」の存在感を再確認させられるイベントとなったことは間違いありません。