画期的な研究講習会
2026-06-13 18:08:20

岡山大学でのクライオ電子顕微鏡ハンズオントレーニング講習会の様子

岡山大学での新たな技術研修:クライオ電子顕微鏡の可能性



2026年6月13日、国立大学法人岡山大学で重要な講習会が開催されました。この講習会は、岡山大学の高等先鋭研究院が主催し、クライオ電子顕微鏡を用いた単粒子構造解析法に関するハンズオントレーニングを提供するものでした。講習会は、岡山大学の津島キャンパス内に位置する共創イノベーションラボで開かれ、対面形式で14名、オンラインで35名が参加する盛況なイベントとなりました。

この取り組みの中心には、国際構造生物学研究センター(ICSB)があり、本講習会では沼本修孝准教授と蔡弼丞助教が講師として技術指導を行いました。参加者は、特にフリーズドライ技術を用いて取得したデータをもとに、解析ソフトウェアであるCryoSPARCやChimeraXを活用し、実際にデータの扱いを学びました。座学では、専門的な内容も含まれましたが、初心者にもわかりやすく解説され、質疑応答を通じて理解を深める貴重な機会が提供されました。

講習内容のひとつである「単粒子構造解析法」は、特にタンパク質の立体構造からその機能を理解するための方法として、創薬研究やエネルギー問題、食糧問題、環境問題の解決に向けた可能性を秘めています。このような解析は、単なる学問の領域を超えて、実社会での応用が期待されており、参加者たちはその重要性を強く感じたことでしょう。

また、岡山大学では今後の研究に向け、クライオ電子顕微鏡「Krios G4」を2024年2月から、さらにクライオトモグラフィー用ファシリティ「Arctis」を2025年11月から導入予定です。これにより、岡山大学内外の研究者に対し、データの取得や解析を行うための共用施設としての役割を果たすことが期待されています。

この講習会は、未来を見据えた試みとして、岡山大学が地域中核・特色ある研究大学を目指す中での新たな一歩となるでしょう。今後も、さまざまな分野における研究推進が期待されます。

岡山大学の取り組みや講習会の詳細については、公式ウェブサイトを通じて直接確認することができます。さらに、東京エリアの研究機関や企業との連携を深め、今後の研鑽に生かしていきたいところです。地域に根差した学術的な取り組みは、まさに未来の科学と社会を形作る重要な役割を果たしています。

このような取り組みを通じて、岡山大学が培う研究の広がりと影響力に、私たちも期待するところです。


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