最新の「CiX」シリーズが企業の経費精算業務を革新
東京都港区に本社を置く株式会社電通総研は、エンタープライズシステム「CiX(サイクロス)」シリーズの最新版を2025年4月17日(木)より提供開始しました。新たに発表されたのは、経費精算システム「Ci
X Expense(サイクロス エクスペンス)」、汎用ワークフローシステム「CiX Workflow(サイクロス ワークフロー)」、そしてグループ統合会計システム「Ci
X Financials(サイクロス フィナンシャルズ)」の3製品です。これらのシステムは、企業の会計業務をさらに効率化することを目的として、多数の機能強化が行われています。
機能強化のポイント
CiX Expense Ver.3.4
最新版の「Ci
X Expense」では、まず15項目にわたる機能強化が実施されています。特に注目すべきは、株式会社JTBビジネストラベルソリューションズが提供する出張管理システム「ビズバンスJTB出張予約」との連携機能です。この機能を利用することで、例えば国内外の出張の申請をシングルサインオンで実現でき、出張手配の際には自動で経費明細が取り込まれるため、事後精算の手間が大幅に軽減されます。
さらに、特定項目に応じて必要な入力項目が動的に表示される新機能も追加されました。これにより、入力ミスを削減し、申請書の差し戻しを減少させることが可能に。
CiX Workflow Ver.2.4
次に、「Ci
X Workflow」は、従来のワークフローシステムからさらに進化しました。最新版Ver.2.4では、管理者による項目の入力値に対するルール設定が可能となり、業務効率が向上。承認プロセスの中で申請データをCSVで一括取り込むことができる機能も追加され、特に申請項目が多い場合の処理が一層スムーズになります。
CiX Financials Ver.2.2
最後に、財務関連のシステム「Ci
X Financials」も多くの機能強化が行われています。例えば、レポート設定の環境間コピー機能が導入され、これにより検証環境から本番環境への移行作業が容易になります。また、伝票入力時に発生したワーニングを承認時にも表示できるようになり、承認者がより正確に情報を把握できるようになりました。
電通総研の今後の展望
電通総研は、これからも「CiX」シリーズのさらなる機能強化に注力し、企業の経理業務のDX推進をサポートし続ける計画です。この動きは、企業が求める効率化に応え、さらなる価値を生み出すことに寄与するでしょう。最新の「Ci*X」シリーズについては、
公式サイトで詳細を確認できます。
また、出張予約システム「ビズバンスJTB出張予約」の詳細については、
こちらからご覧いただけます。
電通総研は、今後も人々の働き方や企業のビジネスモデルに革新をもたらし、より効率的で生産的な社会の実現を目指して動き続けます。これからの進展に大いに期待が寄せられています。