名南M&Aとオープンが手を組み、IPO支援に向けたパートナーシップを開始

名南M&Aとオープンのパートナーシップ

名南M&A株式会社とオープングループ株式会社が、IPO準備企業向けに新しいパートナーシップを結締しました。この契約の下、反社チェックサービス「RoboRoboコンプライアンスチェック」を活用し、企業の業務効率を向上させることを目指します。

J-Adviser認可と業務の効率化

名南M&Aは、2022年に東京証券取引所からJ-Adviser認可を受けて以来、中堅・中小企業向けのM&Aコンサルティングサービスを提供しています。この認可を通じて、彼らは東京プロマーケットへの上場支援を行い、その中でコンプライアンスチェックの需要が高まっていました。

特に、上場予定企業の取引先に対して二重の確認を行うことが求められており、そのプロセスの信頼性を高めるためにも、確認手法の見直しが必要でした。しかし、名南M&Aは従来の手作業中心の方法では、業務が追い付かない状況に直面していました。

そこで、新しいシステムの導入を決定し、いくつかの選択肢を比較した結果、RoboRoboコンプライアンスチェックを選びました。

RoboRoboの利点

RoboRoboコンプライアンスチェックは、初回の利用時に5,000件以上のチェックを迅速に完了し、その結果は関連度別に表示されるため、確認作業の効率を大幅に改善しています。これにより、チェック履歴や判断履歴を一つのファイルで出力することができ、英語でのキーワード設定も可能になるなど、他のサービスよりも強みが際立ちました。

名南M&Aは、RoboRoboの導入により、社内の作業時間を大幅に短縮できました。これにより、支援先の企業に対する対応時間をより多く割けるようになり、社内評価も高まりました。

上場準備企業への展開

名南M&Aは、RoboRoboの導入を通じて、IPO準備中の企業へのサービス提供も拡大したいと考えています。RoboRoboは多くの有名企業に既に導入されており、その実績がIPO審査での信頼性を高める要素になります。上場準備を行う企業にとって、コンプライアンスチェックは非常に重要なプロセスです。業務を効率化しつつ、検証にかかる時間を戦略的な業務に充てることは、上場の成功にとって欠かせません。

そのため、名南M&Aとオープンのパートナーシップは特に重要な意義を持っています。パートナー契約を通じて、両社は上場準備企業への支援と信頼性の向上を目指しています。

名南M&AのIPO支援部長、中嶋和典氏は「反社チェックが重要であるため、信頼できるツールを導入することが不可欠です。その点でRoboRoboは優れた選択肢で、自信をもってこのシステムを採用しました」と述べています。このように、RoboRoboは上場に向けて企業を導く大きな助けとなることでしょう。

RoboRoboコンプライアンスチェックとは

RoboRoboコンプライアンスチェックは、取引先の法令遵守状況を自動的にチェックするクラウドサービスです。特に、AI技術を活用し、業務担当者が効率よく意思決定を行うサポートをしています。詳しい情報は、RoboRoboの公式サイトをご確認ください。

私たちの業界では、信頼性と効率性が極めて重要です。今回のパートナー契約は、両社にとって新たな一歩となります。今後の展開に期待が高まります。