東京電力パワーグリッドが主催するセミナーの概要
東京電力パワーグリッド株式会社が主催するセミナーが2026年の6月11日(木)に開催されます。このセミナーでは、工務部変電技術担当部長の塚尾茂之氏が講師を務め、電力用SF₆ガス代替技術の国内外の最新動向や、環境影響評価の取り組み、さらには将来の展望について深く掘り下げて説明します。
セミナーの目的と背景
近年、地球温暖化対策が急務とされている中で、電力業界でも高GWP(地球温暖化係数が高い)ガスの使用制限が求められています。特に、SF₆(六フッ化硫黄)ガスはその温暖化効果が非常に高いため、各国で使用を縮小させる動きが見られます。SF₆ガスを含む開閉器の販売規制が進む中で、代替となる技術の開発に期待が寄せられています。
国際会議での議論も活発化しており、2024年にはイタリア・トリノでG7気候・エネルギー・環境大臣会合が開催され、「2035年までに新たな開閉器用途のSF₆使用を段階的に廃止する」という方針が確認されました。これに伴い、各国は持続可能なエネルギー政策の実現に向けて更なる取り組みが求められています。
セミナーで得られる知見
セミナーを通じて受講者は、以下のような実務知見を得ることができます:
- - SF₆代替ガス技術の国際的な比較及び導入判断の基準
- - 欧米における規制やPFAS規制に基づいた機器選定のリスク
- - GHG削減のための評価手法と、投資判断への組み込み方
このセミナーは、電力会社の設備計画部門や重電メーカーの技術企画部門、エネルギー関連企業の環境戦略部門など、幅広い業種や部門からの参加が期待されています。
講義の内容
セミナーでは、講義が以下の項目に分かれて行われます:
1. 国際的なSF₆ガス代替技術の最新動向
- 欧米における規制や国際規格・標準化
- CIGREにおける最新の議論
- 海外のメーカー・ユーティリティでの開発状況
2. 国内におけるSF₆代替技術の取り組み状況
3. 今後の展望と課題
4. 質疑応答
5. 参加者同士の名刺交換やネットワーキング
このように、セミナーはただの情報提供だけでなく、受講者同士の交流も重視しており、業種を超えたネットワークを形成する機会ともなっています。参加者は、専門的な知見を持つ講師に直接質問できるため、実務に役立つ情報を得る貴重な場になるでしょう。
受講方法と申込詳細
受講は会場での対面形式またはライブ配信と、アーカイブ受講が可能です。参加希望者は事前に申し込みが必要で、受講料は37,610円(税込)で、2名以降の申込割引も用意されています。詳細な申し込みは
こちらから行えます。
オフライン・オンラインともに、セミナー終了後は講師への質問も受け付けており、参加者同士の情報交換や新たなビジネスの創出にも繋がるため、多くの方にとって有意義な経験となることでしょう。ぜひご参加ください。